部品の調達力

新しいiPodが発表された。
最近のAppleの圧倒的にすごい所は、
部品の調達力だろう。
発表されたばかりのSAMSUNGの
メモリを使っているという噂だが、
8Gのフラッシュメモリや、
80Gの1.8インチHDDの値段を考えれば、
iPodの価格が異常に見えてくる。

8Gのフラッシュメモリが当たり前になってくると
ハードディスクレスのノーパソも、
実用的になってくる。
iPodをそのまま指して使うというのも
ありかもしれない。

iTVというのを発表したようだが、
やっている事自体は、Buffaloなんかのほうが
昔から、より多機能にやっているのだが、
また、ブランド力でさらってしまうのだろうか?
そのやりかたって、かつての
マイクロソフトの手法だ。

MacBookProはまだみたいだ。
このところ、CPUの発表→即製品発表
という流れだったので、
すこし、おかしい。
やはりバッテリーの影響か?

はげみ

映画「ヅラ刑事」で、窓口でカツラを外せばタダになるという。
ということは、「ヅラ刑事」を上映している映画館の
チケット売り場の前にいれば、
ヅラをはずすところが見れるかもしれない。

酷暑

「35度を超えると、
 残酷の酷と書いて『酷暑』」
とクリス・ペプラーがラジオで言っている。
少し涼しくなってきていたので、
余計に暑く感じる。
「残酷の酷」といわれるとさらに。

夜は、ずっと雷が鳴り続けている。

「始皇帝と彩色兵馬俑展」

チケットをもらったので
江戸東京博物館で開かれている
「始皇帝と彩色兵馬俑展 司馬遷『史記』の世界」
にいってきたのだが、
これが意外によい展示だった。

彩色兵馬俑は、やきものの上に漆を塗って
それに彩色しているらしい。
ほぼ実物大の人物をやきもので作るというのは、
現在でも、簡単ではない。
それも、あれだけリアルな造形で、
しかも、複製ではなく、
一体一体、顔もポーズも違う。
自分で多少、陶芸をやってみると、
この尋常でなさが余計によくわかる。

兵馬俑は8000体以上と言われているし、
そのほか、家畜などももののある。
犬の大群などもとても面白い。

興味ぶかいのは、
一体一体違うということは、
一人の優秀な作家がいたというのではなく、
少なくとも数百人単位で、
ほぼ同じクオリティの仕事ができる
職人集団がいたということだ。
それは、たとえば現在の日本の
漫画やアニメ業界のように、
作家だけでなく、
アシスタントでもきちんとした
描写力をもっているという状況である
必要があるだろう。
それ以上かもしれない。
少数の設計者と
多くの肉体労働者によって作られた
ピラミッドとはまったく違う。

あれだけの造形力というのは、
数年で身に付くものではないから、
造形力を育てる環境、
それで生きていける環境があった
ということになる。
政治的な背景などについては、
色々と語られているが、
実際の制作者の、文化的な背景は
いったいどうなっているのか
とても気になった。

昼に、両国でうなぎ&きじ丼を食べる。
タレの濃い、下町的な味でうまい。

アマゾンの検索

Mac版のFirefoxを2.0β2にアップグレードしたら、
とても頻繁に落ちる。
落ちてもタブで開いていたページが
復元できるのはよいのだけど、
やはり落ちないでほしいものだ。

最近のアマゾンの検索は使いにくくなった。
サーチエンジンA9になってからだと思う。
無関係と思うようなものまでリストアップされてくる。

締め切り

原稿がくると言われて待っていたら
結局、来なかった。
締め切りは守らないとね。
って、「お前もじゃ」って言われそうだ。
両方やっていると気持ちはわかるだけに、
なんともいえん。

その時にしかできないもの

先日、スガ・シカオのデビューアルバムを聞いた。
ジャケットの最後のページには、
何かを掴んでやろうと
鈍く光っている男の顔があった。
その姿が気になって、
ニューアルバムを買ってみた。
悪くはないが、慣れてしまうというのは
こういうことなのかとも思う。

ものを作るというのは、
その時にしかできないものがあるから
貴重なのだと思う。

まっすぐ

一日早くYUKIのニューアルバムが届く。
iPodに入れて、夕方に練馬の図書館まで歩く。

相変わらず、まっすぐに歌っている。
サウンドは、なんともコマーシャルに
なってしまっているけれど、
それでも、まっすぐに歌っているのが
やっぱり気持ちよく感じる。
「ふがいないや」「あおぞら」など
ロックな曲がいい。

一緒にPuffy AmiYumiのUS盤を買う。

練馬では、光化学スモッグ注意報がでていたらしい。
やはり、豊島区の方が空気がいいのか。

受注終了

年内の新規の仕事の受注を終了することにした。
すでに7月から、お断りしている。
継続している案件は
引き続きやらなければならないので、
それほど急に変わるわけではないのだが。

現在の日常的な仕事の延長線上にいる自分を、
自分で好きになれないような気がしたのだ。

休むというのではなくて、
技術的にも、精神的にも、感覚的にも
基礎的なトレーニングが必要だと、
強く感じている。
今、それを集中してやる必要があると思う。

時間こそが大切だと思うように
なってきたのかもしれない。

1000の日

ブログのエントリーが1000になった。
継続的には2004年の元日から、
その前に2003年に少し書いている。
たいしたことは書いていないのだが、
とにかく、毎日というか、毎日に相当する分だけ
書くことを義務にしてみた。
文章を書くことは仕事の一部でもあるのだが、
本業ではないので、毎日書いているわけではない。
継続的に文章を書き続けることを、
いわばトレーニングとして続けてみようと思ったのだ。

こうして公開してみると、
本当に文章にして吐き出してしまいたいようなことは
実際には書くことができていない。
中途半端に、編集者的な判断が
働いてしまっているともいえる。
それで、サッカーの話などで
お茶を濁していたりする。

実は2003年に挫折してしまったのは、
次第に、暴言ばかりになってしまって、
公開できなくなってしまったのだった。

それでも、これだけたまったものを
自分で見直してみると
書いた時に思っていたこと以上のことが
思い起こされたりする。
些末なことでも、
続けるということは、
多少の価値のあることなのかもしれない。

ブログはこのまま続けたいと思っているが、
他に別のことを1000日続けてみようかと思う。
少しずつは、前に進めると信じて。

安全に関する重要なお知らせ

Appleから「安全に関する重要なお知らせ」のメールが届く。
最近、DellやAppleのパソコンのバッテリーが
発火する可能性があると報道されているが、
今使っているPowerBookが、
まさにこれに該当するらしい。

そういえば、以前2CHで
マックが発火する画像が話題になったらしく
その後、嘘つき扱いされていたみたいだが、
結局、本当だったのか。

まず、バッテリーのシリアル番号を確認するためには、
一度終了して、バッテリーをはずさなくてはならない。
普段はスリープにするだけで、
ブラウザのタブには、
必要なサイトが開いたままになっているので
これだけでも面倒だ。

バッテリーを取り外してみると、
アルミボディからでたのか、
金属粉が着いている。
バッテリーのまわりに金属粉があったら、
問題ないものでも、危険じゃないかな?

確認すると該当する機種なので、
交換プログラムに申し込もうとすると、
今度はマシンのシリアル番号が必要だという。
これを確認するには、また起動しなくてはならない。

Apple Storeで購入した機種は、
Appleの側で管理していると思うので、
こうした自体には、
もう少しスマートな対応が可能なはずだと思う。

しかも、申し込んでみると、
「4-6週間かかります。」
バッテリーが調達できないのは理解できるのだが、
「その間は、ACアダプタを使ってください。」
って、それじゃあノートパソコンの意味がない。

何万個のうちの数個が発火したわけで、
そんな確率に当たるとは思わないし、
バッテリーも少し弱ってきていたので、
新しいのがもらえるのは
うれしかったりもするのだけど。

他社からは、Core2 Duo機が数多く出ているのに、
Appleが発表できないのは、
バッテリーが調達できないということも
あるのかもしれない。

発火のおそれのあるバッテリーは
ソニー製とのことなのだが、
ソニーのパソコンは、
このような自体にはなっていないようだ。
どういうわけなのか。

稲本のガラタサライへの移籍は、
試合に出ることができれば、
強さが生かせていい環境だと思う。

子供だまし

「ハリーポッター 炎のゴブレット」を見る。
純粋に、良くできていると感心する。
伝書梟(っていうのかな)が飛び立つシーンで、
ハリーと梟のアップからワンカットで
湖の上に飛んでいく。
当然、こんなカメラの移動は不可能なわけで、
CGを使っているのだろうけど、
カットをわければ、
それでも問題なくすんでしまう。
でも、画面としての浮遊感は、
つなげていることによって出ている。
こういう、細かいこだわりが随所に見えて、
「子供だまし」じゃなく、
「子供のためだからこそしっかり作る」
という気持ちが伝わってくる。

「ロスト イン ラ・マンチャ」

ロスト イン ラ・マンチャ」を見る。
「史上初の作られなかった映画のメイキング・フィルム」
ということらしい。
テリー・ギリアムがドンキホーテの映画を撮ろうとするが、
NATO軍の飛行機の音や嵐や、
ドンキホーテ役のジャン・ロシュフォールが腰痛で
馬に乗れなくなるといったトラブルで、
撮影が続行不能になるまでの過程を追っている。
楽しい映画ではないが、
仕事でうまくいかなかったプロジェクトに
関わったことのある人は、
「うまくいかないときって、こういうものだよな」
と身につまされることだろう。
「史上初の作られなかった映画のメイキング・フィルム」
のなかにだけ、映画の断片があるというのも
皮肉なものだ。
最後が、「comming soon」で終わるところも、
シャレが効いている。

http://www.smart.co.uk/lostinlamancha/
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD33170/index.html
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=240891
http://www.eigaseikatu.com/title/3594/

速い

昨日の夜、Amazonで注文したハードディスクが、
午後に届く。
12時間くらい。素晴らしく、速い。

Core2Duo搭載のノートパソコンが登場してきているが、
Appleはどうしたのだろう?

茶碗

WebCreatorsの見本誌が届く。
連載の作例はこんな感じ
自作の茶碗の写真を使ってみた。

水沼監督になったマリノスは4-0で勝った。
水沼監督をもう少し見たいので、
なんとか、切り抜けられることを期待。

鹿島の小笠原はイタリアに移籍するようだが、
小笠原とか柳沢とか、日本のなかでも
あまりコミュニケーションのうまくない人が、
人間関係の濃そうな、シチリアでうまくいくとは
あまり思えない。
もうすこし、北の方のチームのほうが
あいそうな気がするのだけど。

小林克也のDJ Corbyは、ABBA特集。
この番組で改めて聞くと、
あまり興味がなかったミュージシャンでも
面白く聞こえてくるのだけど、
さすがにABBAは興味が持てない。

EOS Kiss Digital X

EOS Kiss Digital Xの撮影例を見てみると、
ISO1600でも普通に使えるくらいノイズが少ない。
やっぱりキヤノンはノイズの少なさに関しては
群を抜いている。

今年は、野球が注目されている(巨人を除く)。
しかも、WBC、王監督の病気、早実の優勝と
王監督がらみが多い。
昔は、オヤジがかぶる野球帽といえば
巨人の帽子がほとんどだったが、
最近巨人の野球帽をかぶった人を見ない。
60歳くらいの人でも、ヤンキースだったりする。

Plute

冥王星が惑星から降格になるらしい。
冥王星の英語「Pluto」は冥界の王の名前で、
これを訳して冥王星なのだそうだ。
教科書の改訂には間に合わないそうだけど、
教科書に書いてあることがすべて正しいわけではなく、
物事の定義というものは必ずしも明確なわけではない
ということを教えることができれば、
とても良いことだと思う。
そんなことを教える教師は
まずいないだろうけど。

キヤノンのEOS Kiss Digital Xが発表された。
ゴミ対策と手ぶれ補正の搭載という
現在のデジタル一眼の流れのなかで、
ゴミ対策に対応してきたのはよいと思う。
手ぶれ補正付きレンズを抱えるキヤノンとしては、
本体に手ぶれ補正をつけることはできなかったようだ。
数年前までは、キヤノンのノイズの少なさは
かなり際立っていたと思うのだが、
最近では、それほどの違いはなくなってきているので、
あまり、自社内の事情にこだわっていると、
いつのまにか抜かれているということにも
なりかねない。

今年は辞めるだろうと思っていた
マリノスの岡田監督が辞任。
水沼監督は見てみたかったので楽しみなのだが、
週2回の連戦のなかでの交代は、
かなりきついだろう。

作家の吉村昭氏が
点滴の管を自分ではずして亡くなったそうだ。
夫人のコメントでは
「彼が自分の死を自分で決めることができたのは、
 彼にとってよかったことではないかと思う。
 私は目の前で『自決』するのを見てしまったので、
 彼がまだ書斎にいるとか、
 取材旅行に出かけているとは思えない。
 身勝手な人です」
人間には、色々な生き方と、死に方がある。

「Dreamweaver 8 デザインスクール」出版のお知らせ

新しい書籍は、29日の発売らしい。
25日に書店に並ぶところもあるかもしれません。
「Dreamweaver 8 デザインスクール」
MdNから出版されます。
詳細はこちら

個人名義の本としては3冊目になります。
前の本が2002年なので、
4年ぶりになりますね。
ワールドカップみたい。
当初の予定からすると
半年くらい遅れてしまいました。

アプリケーション本はもう書かないと
思っていたのですが、
教えていたりしても、
DreamweaverでCSSレイアウトを解説した
よい本が見当たらなかったので、
今、書く必要性があると思ったのです。
同様に考えていた人はいたようで、
最近は、いくつか出てきているようですが。

同じデザインを、複数の方法でレイアウトしてみるなど
実用的な本にはなっていると思います。