祖父の一周忌。
祖母と話していたら、
昔、ツェッペリン飛行船の格納庫を見た
という話を聞いた。
wikipediaによると、
「1929年8月19日には、当時世界最大の飛行船だった
ドイツのツェッペリン伯号が世界一周中に霞ヶ浦航空隊に寄港。
このときは、上野から土浦への臨時列車が運行されるなど
東京からも見物客が押し寄せ、観衆は30万人に及び
「君はツェッペリンを見たか!」という新聞の見出しが
流行語になったと言われている。
この当時、霞ヶ浦航空隊には
第一次世界大戦のドイツからの戦利品である
飛行船用の巨大格納庫があり、湖畔にあるため見晴らしがよく、
風も穏やかで航行の条件がよかったことから
寄港地として選定されたという。」
ということらしい。
FADO
昨日、タワーレコードで
FADOの10枚組CD BOXを買った。
これを聞いてみると予想以上にいい。
音楽が流れた瞬間に、
部屋が南欧のバールになる。
「池田満寿夫 知られざる全貌展」
オペラシティアートギャラリーで開かれる
「池田満寿夫 知られざる全貌展」のポスターを見る。
背筋がゾクっとするような、なんともいえない魅力。
久しぶりに見てみたいと思う展示。
Naruyoshi Kikuchi Dub Sextet
普通に仕事ができて、
そこそこ食べれるくらいに回復。
結構つらい風邪だった。
菊地成孔の
Naruyoshi Kikuchi Dub Sextet
「The revolution will not be computerized」
が届く。
シャープな音の塊が、心地いい。
TimeCapsule
やっと、なんとか起きれるようになったが、
うどんくらいしか食べれない。
あちこちでMacBook Airの話題。
封筒から出すという見せ方には感心する。
エッジを絞って薄く見せるのは、
常套手段ではあるが、うまく見せている。
しかし、MacBook Airには、全く興味がない。
ぼくのAppleの嫌いな部分が凝縮されている。
つまり、MacPlusからつながる
ユーザーに何もさせたくないという思想だ。
MacMiniも、iPodもそう。
バッテリーすらユーザーが取り替えられないなんて。
Appleって、クリエイティブに見えて、
実はクリエイターが嫌いなのだと思ってしまう。
クリエイティブなのはApple、
あるいはジョブズだけで十分という感じ。
それで、クリエイターでありたい人の
あこがれであろうとする。
やっぱり、パソコンには自由な部分がなくちゃ
魅力がないと思う。
といいながらも、最近はMacBookProで
ほとんどすべての仕事をこなしている。
マウスすら、あまりつけない。
IEの確認やNapsterはParallelsですんでいる。
トラックパッドの優秀さと表示の美しさは、
他に変わりがない。目が疲れない。
やっぱり、根本的にMacは好きなんだよね。
Apple万歳、すごいすごい、っていう人を対象にするんじゃなくて、
自分の意志のある人が使える道具を提供して欲しいと思うのだ。
企業の利益を考えれば、信者を相手にするのが一番楽なのだろうけど。
今回の発表のなかでは、TimeCapsuleは方向としてはいいと思う。
バックアップとか、そういう裏側の部分はできるだけ簡単であるべき。
NASとしてもリーズナブルだし。
ホームサーバー的なものは、多くの企業がトライして、
そこそこは使われていても、決定版がなかった。
その部分にAppleが入っていっても、面白いかもと思った。
Appleのサーバー
ひたすら寝ていたが、
夜になって、そういえば、
ジョブズの基調講演ってどうなったかなと思って
MacExpoのサイトを見てみると、
サーバーが落ちまくり。
サーバーのハードとソフトを売っている会社のサイトが
こんなに落ちてもいいものか。
Apple本体は大丈夫のようだけど。
本を作るということ
昨日の症状は好転せず、
一日寝る。
何も食べれない。
起きると、J-Waveで環境関連の特番。
環境関連の書籍を出している人が、
うちは一ヶ月にサッカーボール1個分しか
ゴミを出さないといっている。
それはすごい。
しかし、書籍を出すということになると
校正は、著者が見るのは1部でも、
編集者やデザイナーの間では、
少なくとも10冊分以上はプリントする。
製本するためには、
最低でも発行部数を数%は上回る枚数の印刷を行い、
残りは捨てる。
売れ残れば、断裁されて廃棄される。
スーパーのレジ袋とかのレベルとは桁違いの紙が消費され、
また、読まれることもなく廃棄されるものもある。
電車や飛行機は、自分が乗らなくても動いているけど、
本は、著者が書かなければ、印刷はされない。
その結果として、収入を得ているわけだ。
本を出すのは、悪いことじゃない。
いい本なら、出せばいいと思う。
ぼくも書いているし。
でも、本を作るということはそういうことだ
ということに目を背けてはいけない。
特に、環境に対してものをいうのなら。
知っていてなのか、気づいていないのか、
そういう部分に全部ふたをして、
自分はエコな生活をしていますというのは、
ちょっと違うのではないか、
と気持悪くて、ぼんやりしながら思った。
いきなり
仕事をしていると、
いきなり気持悪くなってきた。
気持悪く、発熱と腹痛。
食あたりかもと思ったが、
時間がたちすぎている。
胃腸系にくる風邪のようだ。
牡蛎三昧
久しぶりに、ニフ亭。
好二郎さんがでるから雪だったりして、
と思ったら、雪にはならないものの、
冷たい雨。
その後、銀座で牡蛎三昧。
生牡蠣、焼き牡蛎(牡蛎しお)、牡蛎豆腐、カキフライ。
どれも、大きくて旨い。
帰ってみると、昨日の朝送った原稿の催促。
メールが届いていないとか。
エラーは出ていなかったから、
スパムフィルターとかに
かかってしまったのかもしれない。
困ったものだ。
何のために徹夜したのか。
以前は、受け取ったら必ず連絡してくれていたので、
何かあればすぐにわかった。
ところが最近、担当者が変わって、
受け取ったという連絡が来なくなった。
この人はすぐに連絡してくれないんだと思い、
受け取ったメールを送ってもらうように
頼もうと思っていたのだが、
いきなり説教臭いことをいうのも嫌なので、
言わずにいたのが裏目に出た。
やはり、早めにコミュニケーションをとるというのが
お互いにためにいいのだと実感した。
長い
朝まで原稿を書いて、仕上げて送る。
1時間くらい寝ようと思うが、眠れず。
今期最後の大学の授業。
課題の制作に時間がかかり、
7時近くになる。
みんな、よくがんばる。
しかし、長くて、疲れた。
帰って、夜、宮藤官九郎脚本のドラマを見るが、
かなり、がっかり。
クドカンの脚本って、
ギャグをちりばめながらも、
非常に図式的な構成の面白さとかがあったのに、
ここには何もない。
どうしちゃったんだろう。
そのあとタモリ倶楽部で、勝手に観光協会。
安斎肇のオカリナの演奏が、
テルミンみたい。
異次元な演奏で、これはこれですごい。
両目を開けて撮影
デジタル一眼レフカメラで撮影するとき、
両目を開けて撮影しますか?
というアンケートがあり、
半数近い人が、両目を開けていた。
両目を開けるなんて、考えたことなかった。
なんの疑問もなく、片目をつぶっていた。
やってみると、確かにオートフォーカスだと
なんとか見える。
でも、見にくい気がする。
ピラ校
学習院のピラミッド校舎が老朽化で解体されるらしい。
一応はシンボルだったので、なんとなく寂しい感じはする。
でも、スペースが無駄だし、ものすごく寒かった。
思い出深いのが、音楽評論家の先生の音楽史の授業で、
4年間で、ひととおりの歴史を扱っていて、
単位に関わりなく、4年間聞かないと全部聞けない。
700人収容という教室に一桁くらいしか人がいなかったけど、
厳選された音源をレコードで聞かせてくれて、
ホールのようなところで聞くから、音もよくて
とても好きだった。
人が少ないので、寒さは身にしみたけど。
確か、火曜日の3限だった。
単位は1年の時にとったけど、
結局4年間出ていた。
そういう人がいるってことを
一応、想定していたんだろう。
ぼくのクラシック音楽の知識のベースは
間違いなくあの授業だと思う。
本当に、知りたくて、吸収したくて
仕方がなかったんだと思う。
ああ、あそこがなくなるのは、
やっぱり少し寂しいかも。
EXILIM PRO EX-F1
CasioのEXILIM PRO EX-F1は、
久しぶりにすごいカメラだ。
フルハイビジョンムービーに加えて、
1200fpsのハイスピードムービーの撮影が可能という、
ビデオカメラを超える映像撮影機能がある。
それでも、どうせマイク端子がないんだろうと思ったら、
外部マイクも使えるらしい。
スペック的には素晴らしい。
しかし、ビデオカメラが小さくなってきているのに、
ちょっと大きすぎるような気がする。
じっくり
夜、仕事をしていて、
J-Waveで松尾潔氏が、
「100曲聞くより、1曲をじっくり聞いたほうが
得るものが多いんですよ。
100人の女性とつきあうより
1人の女性とじっくりつきあうほうが
女性のことがよくわかるようにね。」
と、名言だかなんだかわからないことを言っていた。
でも、なんとなくわかる気はする。
昔、ふと思いついて、
映画でやってみたことがあって、
1本の映画、何度も何度も繰り返し見た。
見た映画が、ピーター・グリーナウエイの
「コックと泥棒,その妻と愛人」
だった。
ほんと、よくできた映画。
映画の構成美の極致といっていい。
テーマはカニバリズムだけど。
ブルームーン
ブルームーンというカクテルは「出来ない相談」「叶わぬ恋」
という意味をもつらしい。
昔、ブルース・ウィルスが『こちらブルームーン探偵社』
というドラマにでていたが、
うまいネーミングだ。
Wikipediaによると、
「ひと月のうちに満月が2回あるとき、
この2回の満月を「ブルームーン」と呼ぶようになった」
らしい。(2回目のこと?)
月の周期は平均約29.5日なので、
3年ないし5年に1度の周期で起こる。
「ブルームーン」を見ると幸せになれる
という言い伝えがあるとのこと。
髪の毛が鬱陶しくて、
仕事が進まないので、
髪の毛を切る。
砂マンダラ
デイリーポータルのコネタに出ていた
「一晩かけて砂マンダラを描く」が面白い。
年始
今年は、会社は7日始まりが多いようだが、
少しずつ動き出している。
ぼくはといえば、すでにフル稼働ではあるが、
能率は上がらず、
渋滞情報を愉しみにしている。
テルミン
大人の科学のテルミンを作る。
チューニングが難しい。
大人の科学のサイトで、
テルミンの素晴らしい演奏を見て驚愕。
奥が深い。
録画してあった映画「かもめ食堂」を見る。
静かで、光が美しい。
こんな日本映画がもっと増えるといい。
着物
着物を着て、幸まるで寿司。
ゆったりした気分になる。
おみやげに、湯呑みをもらう。
帰りに、小さなお稲荷さんにお参りする。
好二郎さんの真打ち昇進が決まったらしい。
めでたい。
龍力
雄町米のお酒「龍力」を飲む。
香りが華やかで、うまみがあって旨い。
今年は、少し休んで、海外に行きたい。
自分が消耗してしまわない仕事のペースを作りたい。
納得できる品質の仕事を、少量だけやりたい。
毎日、少しだけでも楽器を触ろう。
そんなことを考える。