選挙運動

選挙運動がはじまってうるさい。
名前を連呼するだけじゃない
もっとうまい選挙運動の仕方って
ないものだろうか。
一番、お金がかからないのは
ネットを使うことなのに、
それが禁止されているというのは
そろそろどうにかならないものか。

ビヨークの新曲のリズムアレンジがかっこいい。

瞬ワード

ニフティの瞬ワードで
「地球へ」が一位になっていた。
そんなに関心をもたれているのか。

夜、チャンピオンズリーグの番組を見ていたら、
解説者の三浦泰年が、髪型も話し方も
なぜか金八先生みたいになっている。

受胎告知

東京国立博物館は金曜日は8時まで開いていて、
この時間が比較的すいているとのことなので、
レオナルド・ダ・ヴィンチ展を見に行く。
行列のためのテントなどもあったが、
やはり、この時間はすいていて
スムーズに見ることができた。
展示は、本館の中央に「受胎告知」があり、
平成館は、資料的なものの展示+伝ダヴィンチの彫刻1点。
平成館の展示は、映像などがとてもよくできていて、
とても面白い。カタログの出来もいい。
作品1点で、よくここまでの展示にしたと感心する。
いい意味でも、悪い意味でも。
本館の中央の部屋は初めて入った。
最前列は警備員が「立ち止まらないでください」
と言い続けていて鬱陶しいのだが、
やはり、最前列だと質感がよくわかる。
すいていたので、何度か回って見た。
フィレンツェでも見たはずなのだけど、
ウフィツィだと、ほかにも大作がありすぎて、
一つひとつに感動している暇がない。
そもそも、ダヴィンチの絵って
強烈なパワーがあるわけではないので
美術館に並べられると、印象が薄くなる。
日本で見た方が、なんとなく感動的な感じが
してしまったりする。
本館で、鳥獣戯画が出ていたので、
閉館間際に見る。

「虹伝説II」

HMVでDVDが25%OFFだったこともあり、
高中正義の「虹伝説II」のAct-I,Act-IIを買う。
97年のこのライブはLiveで見ていたのだが、
Act-Iの完成度、Act-IIの個人技の演奏力
ともに素晴らしい。
Charと高中の競演、
度胸だけで押し切る(初代)ミカバンドのミカ、
先日亡くなった成毛滋氏のギター、
そして、つのだひろのパワフルなドラム。
つのだひろの代表曲がメリージェーンだなんて、
何か間違っている。

人がやらないこと

少し前にラジオで
建築史家・建築家の藤森照信氏が
「他人(ひと)がやらないことには、
 やらないだけの理由がある」
といっていた。
屋根にたんぽぽやニラを生やすのは
結構、大変ということらしいのだが、
この言葉だけ聞くと、
別の深い意味があるようにも感じられる。

「地球へ」

Yahoo動画で「地球へ」を見る。
絵が少し安っぽいが、なんとか見れる。
全部で何話になるんだろう。

「地球へ」は、昔「マンガ少年」で
途中から読み始めたら、訳がわからなくて、
それ故に、はまってしまって、全部読んだ。
雑誌と原寸、同紙質の単行本だった。

中学生のときに、奥多摩にハイキングにいったら、
地震が起きて、電車が止まってしまった。
暇なので、みんなでマンガを1冊ずつ買うことになり
友達はジャンプやサンデーなどを買ったのだが、
ぼくはそれらとダブらないようにということと、
普段、マンガを読まないので、
表紙のデザインがよかった「マンガ少年」を買ったのだった。
当時の「マンガ少年」は、
「アタゴオル物語」や高橋葉介、倉田江美などが
連載していて、それ以来、廃刊まで買い続けた。

知らないうちに、
Yahoo動画が充実している。
マドンナのLiveとか、YUIのPVとか見る。
「カバトット」がほのぼのしていて、いい。

東京の空

都知事選は静かなうちに終わった。
オリンピックを争点にしているようでは、
勝てる訳がないだろう。
石原慎太郎氏は、人間的にはたぶん嫌いなタイプだと思う。
しかし、確かに東京の空はきれいになった。
それは、政治的な成果としては評価できると思う。
知事として、具体的やりたいことがあったのは、
結局一人だけだったのではないか。

マニュフェストは本来、
実現のための方法や予算、スケジュールを
ともなったものだったはず。
選挙のために数日で作ったいいかげんな公約を
マニュフェストと呼ぶのはやめた方がいい。

神楽坂

神楽坂

神楽坂毘沙門天で落語を見る。
喜多八さんの「らくだ」が、
息苦しくなるほど面白い。
力が抜けているのに、
強引に笑わせるパワーがある。
出入りの時のだらけた感じとかも
いい感じだ。

神楽坂はよく知っているが、
ここ数年、あまり来ていなかった。
テレビドラマの影響なのか、
観光客がとても多くなっている。

タイミング

YUIの「CHE.R.RY」がラジオから
毎日、何度も流れてくる。
とても普通っぽい曲だが、
すべてのタイミングが
ぴったりとあったのだろう。
その瞬間にしか作れなかった曲
という気がする。
それは、とても貴重なことだ。

じろう君

じろうくん

猫の写真を撮っていたら、
犬をつれた女性がやってきて、
「じろう君じゃない。
 うちに戻っておいでよ」という。
どうやら、その女性のうちの猫らしい。
家出中、もしくは別宅で生活中のようだ。
しかし、つれている犬が吠えるので、
「じろう君」は少し奥に隠れてしまう。
この犬が嫌いなんじゃないだろうか。
というわけで、「じろう君」です。

ぼくが写真を撮ろうとしたら、
「ニャー」と小さくないて、
ポーズをとってくれました。

日本語のウェブの質を向上させよう

日本ウェブ協会(W2C)が発足したらしい。
「日本語のウェブの質を向上させよう」
というコンセプトには賛同するので、
当初、参加してもいいかなと思ったりした。
しかし、内容を見てみて、躊躇してしまった。

若い人がもっと気軽に個人で参加できる必要があるはずなのに、
年度会費が、企業会員が24万円で、
個人会員が12万円というのは、
バランスが悪いと思った。
企業といっても、マイクロソフトとか、アドビとかが多く、
その半額を20代のクリエイターに出させるのは
何か違うのではないか。
結果的に、企業が多く、個人が少なくなってしまうし、
個人も著名な人にほぼ限られている。

本来、企業にいる人間も、
個人として参加するというのが
理想的な形だと思う。

こういったことを始めるのは
価値のあることだし、
行動を起こした人に対して、
何もしないで批判するのはフェアではないと思う。
でも、大企業のための組織にはならないでほしいと願う。

ちなみに、このサイトのトップの
「日本語のウェブの質を向上させよう」
という部分は画像なのだけど、
Macだったら、ヒラギノで十分だろう。
Windowsには標準で見出し書体がないので、
画像にせざるをえないわけだ。
当然ALTは指定してあるとはいえ、
データとしては、汚くなる。
Windowsに標準で見出し書体がないことの
日本語のWebに対する損失は、
計り知れない。
しかも、新しいOSであるVistaも、
同様に見出し書体がないままリリースしたのは、
信じられないことだ。
ここにも参加しているマイクロソフトが
本当に日本語のウェブを良くしようと考えているなら、
メイリオの見出し書体などといっている前に、
ヒラギノをie7にバンドルすべきだ。
こうしている間にも、Webページは作られ続けている。
できるだけ早い方がいい。
最近のアップデートの大きさを考えれば、
同様の方法でアップデートとして配布することは可能だろう。
それによって、ヒラギノの基本書体が売れなくなるわけだが、
その売り上げの数倍以上金額で
包括的なライセンス契約をすることは
マイクロソフトなら十分に可能なはずだ。
ここまで、日本語の表示環境を放置してきた責任は、
マイクロソフトにはあると思う。
大日本スクリーンにとっても悪い話ではないだろう。
OSを横断した日本語のテキスト環境ができるということは、
Webデザインにとっても、情報環境としてのWebにとっても
非常に重要なことだと思う。

「Macは簡単なんだ」

MacとWindowsの比較コマーシャルで、
「Macは簡単なんだ」といっているが、
はたしてそうなんだろうか。

Appleが簡単だというiアプリは、
確かに操作は簡単だが、
基本は、用意された素材・テンプレートを使って、
誰にでも簡単に、そこそこ整ったものができる
というものだ。
そこにクリエイティブはあるのだろうか?

たとえば、GrageBandは、
ビートルズのサージェントペパーズや
はっぴいえんどのゆでめんを作った環境よりも
優れている部分があるだろう。
しかし、だからといって、
それ以上の作品ができたわけではない。
「Macは簡単なんだ」
それは、ある程度正しいとしても、
その中身は、考える必要がある。

といいつつ、Parallesを使ってまで、
最近、ほとんどマックを使っているのだけど。
WinとMacが1台ですむし、
2本指スクロールがないと、落ち着かなくて。

iTMSでEMIがDRMなしの音楽データを販売

iTunesMusicStoreで、
EMIがDRMなしの音楽データを販売することになったようだ。

音楽や映像やソフトなどが不正にコピーされて、
損害はいくらだと主張するが、
これらの時間的なコンテンツは、コピーするのは簡単でも、
聞いたり、見たり、使ったりするには時間がかかる。
人間の時間には限りがあるので、
コピーされたとしても、
実際には、聞かれたり、見られたりは
それほどされていないはずだ。
損害金額というのは、
「もしそれが購入されていたら得られるはずの金額」だが、
不正にコピーする人は、有料だったら買わないのだから、
現実的に考えれば
それによって売り上げが大幅に落ちるというわけではない。
「本来なら自分たちの利益になるはずなのに」という
卑しい羨望からくる机上の空論にすぎないのだ。
机上の空論によって正規ユーザーに不便を強いるのは
正しいこととは思えない。
まして、小さなスペースでコピーバンドが歌っていることにまで
訴訟に持ち込んでいるJASRACの態度は、
音楽を愛しているもののすることではない。

デジタルデータも、いつか歴史の対象になる。
素晴らしい曲が再評価されて、
それが、DRM付きのデータだけだったらどうなるのか。
DRM付きのデータというのは、
同じ音楽データであっても、単なる商品であって、
文化的な存在ではないといえるだろう。

不正なコピーを容認するわけではないけれど、
過度の制限は、著作権料の中間搾取者のエゴを満足させるだけで
ユーザーと制作者の利益を損なうばかりだと思う。

クリエイティブにおけるメッセージ

J-Waveの番組で高城剛が、アニメーションの監督に向かって、
海外のアーティストには主張すべきものがあるが、
日本人のアーティストにはそれがないといって責めていた。
監督は、僕にも主張があると言っていた。
それは、神田山陽さんがイタリアで、
イタリアのコメディアンには、
現在の問題に対するメッセージがあると言われたことにも
つながるだろう。

表現の裏にメッセージがあることが
素晴らしいことのように思ってしまうのは間違いだ。
主張すべきことがあれば、言葉で語ればいい。
クリエイティブなものに必要なのは、
政治的だったり、地球に優しかったり、
差別に反対することではない。
そんなことを大げさに語るのは、実は難しくない。
音楽は音楽として、絵画は絵画として
純粋であることのほうがはるかに難しいし、
大げさな主張をするよりも、
自分自身の内面を掘り下げるほうが
はるかに痛みを伴う。
そして、くだらないメッセージソングは
すぐに消え去るが、
人間の内面を語ったものは、
普遍性を持ちうる。

ほぼ満開

桜

東穀寄席〜山嘉で寿司。
家の周りも、人形町も、練馬も
桜がほぼ満開で美しい。

桜って、一見ぽわーんとしているが、
狂気のようなものを秘めているように見える。

桜まんじゅう

桜まんじゅう

昨日もらった桜まんじゅうを食べる。
甘すぎず、おいしい。

最近、安藤裕子のアルバムをよく聞いている。
J-waveで安藤裕子の番組が最終回。
最近、一番好きだったので、
とても残念。

ボーラン(バゥロン)

ボーラン

かなり早めの誕生日プレゼントで
アイルランドの打楽器ボーラン(バゥロン)をもらう。
表面の模様があやしくて魅力的。
手をひねって、スティックの両側で叩く。
簡単そうに見えたのだが、
今まで演奏した打楽器のなかで
一番難しい。
日本橋で、ひさしぶりに好二郎さんの落語を聞く。

日本橋

出版物のお知らせ

出版物が相次いで発売になったので
お知らせします。

「すぐに身につくWebデザインマスターブック」MdN
WebCreatorsで連載中の「Webレイアウトのネタ帖」の
過去の記事が多数掲載。
その他の部分も、中身は良さそうではあるが、
この表紙はデザインの本ではないよなあ。

プロの現場から学ぶWebデザイン」エクスメディア
Part4の執筆。P97〜111

「デザイン・ルールズ『文字』」MdN
作例の提供のみ4点。
P23,31,65,67
編集に細かい工夫が見られる。

「WebCreators」連載
ベーコン作りをテーマに作ったのだが、
デザイン的にはちょっと企画倒れ。
やはり、デザインのアイディアから
記事をつくったほうがよいみたい。