東京国立博物館は金曜日は8時まで開いていて、
この時間が比較的すいているとのことなので、
レオナルド・ダ・ヴィンチ展を見に行く。
行列のためのテントなどもあったが、
やはり、この時間はすいていて
スムーズに見ることができた。
展示は、本館の中央に「受胎告知」があり、
平成館は、資料的なものの展示+伝ダヴィンチの彫刻1点。
平成館の展示は、映像などがとてもよくできていて、
とても面白い。カタログの出来もいい。
作品1点で、よくここまでの展示にしたと感心する。
いい意味でも、悪い意味でも。
本館の中央の部屋は初めて入った。
最前列は警備員が「立ち止まらないでください」
と言い続けていて鬱陶しいのだが、
やはり、最前列だと質感がよくわかる。
すいていたので、何度か回って見た。
フィレンツェでも見たはずなのだけど、
ウフィツィだと、ほかにも大作がありすぎて、
一つひとつに感動している暇がない。
そもそも、ダヴィンチの絵って
強烈なパワーがあるわけではないので
美術館に並べられると、印象が薄くなる。
日本で見た方が、なんとなく感動的な感じが
してしまったりする。
本館で、鳥獣戯画が出ていたので、
閉館間際に見る。