編集すること

選挙公報や政見放送は編集ができない。
とんでもないものも、レベルの低いものも
そのまま出てくる。
そういう意味では、ネット上のコンテンツに近い。
(今回は、石しかないのでさらに困る。)
これらを見ていると、
やはり、編集というのは必要だと感じる。
玉石混淆ななかから、多数に好まれたものを
玉として取り出せばよいという発想から、
「ちょっと面白いもの」は出てきても、
本当によいものが生まれる可能性は
低いのではないか。
やはり編集し、研ぎすましていく作業というのが
必要だと思う。

DJ Korby

J-waveのDJ Korbyが土曜日になってしまうようだ。
日曜日の夜というのは、
なんとなく静かで落ちついた感じがして、
そんな時間に少し昔の音楽を聞くのは、
特別な時間という感じで、とても好きだった。
土曜日に移動してしまうのは
とても惜しい。

FMなテレビ

久しぶりのサッカーの代表戦。
日本対ペルー。
中村俊輔のFKの曲がり方はシャープだったが、
流れのなかでは、やはり全体にスピードが落ちる。
中村を入れるためには、
5つのポジションを変えなければならない
といったトルシエの言葉は、
少し大げさではあるが、納得する部分がある。
ガンバの遠藤が代表にいればいいのに。
代表の遠藤は、別人に見える。

その後、フィギュアスケートも見てしまった。
一人ひとりの演技のたびに緊張感があって、
見所が多くて面白い。

久しぶりに、長い時間、地上波のテレビを見た。
CMがとてもうるさく感じた。
今のテレビは、ラジオでいえばAMだと思う。
FMなテレビが求められていると思うのだけど。

バックアップ

ヨドバシで外付けのハードディスクを注文していたのだが、
初期不良で交換。
データが500Gとかになってくると、
DVDでもバックアップがとれないし、
Blu-Rayでもちょっときつい。
最近は、バックアップメディアが難しい。
250Gとかのオンラインストレージのほうが
安全だろうか?
サービスが終了してしまったりするのが
怖いのだけど。

鉄の細工

お彼岸で、実家に帰ってお墓参り。
先日、母の実家で、
祖父の納骨をしようとしたら、
お墓が開かなくてお寺から連絡があった。
祖父は鍛冶屋だったので、
お墓の入り口の部分に
組み木細工のパズルのような仕掛けを
鉄で作っていたのだ。
お寺では、それが開けられなくて、
祖母の指示でやっと開けることができた。
そんなところに、
祖父の生き方が残されていることが面白い。

大学に卒業試験

大学に卒業試験を導入しようとかいう
話があるらしい。
答えのあることを勉強するのは高校生までで、
大学は、答えのない問題に取り組むところ、
あるいは、それに取り組む姿勢を学ぶところであるはずだ。
そうであれば、
大学に統一的な卒業試験を導入するというのは、
大学の価値を無にすることだと思う。

最近では、先生の側もアンケートで評価される。
大学の授業というのは、
100人のうち一人にしか理解されなくても、
もっと言えば、その一人が死ぬ間際になって、
あの先生がいっていたのはこういうことだったのかと
やっと気づくようなものであっても、
価値はあると思う。
そういうものを大切するべきなのが、
大学というところだと思っている。

大学の時、月曜の1限の美学の授業で、
数人しかいない学生に向かって、先生が
「本当にいい本は50部くらいしか売れないものだ」
といっていたのを思い出す。
確かにそういうものだろう。
口当たりのよいものだけを評価するのは
大学においては、正しい態度とはいえないと思う。

安藤裕子「shabon songs」

アブリル・ラヴィーンの新曲が、
元気なロックでいい。
買ってあった、安藤裕子のアルバム「shabon songs」を聞く。
シンプルなサウンドで、静けさを感じる。
ジャケットも曲のイメージにあっている。

発売前のKirin The Goldをもらっていたので、
せっかくなので、発売日の前に飲む。
キリンらしい味だけど、少し好みとは違う。
スーパードライ対策か?

ビールといえば、
サッポロビールがアサヒに買収されるかもという噂。
味としては、サッポロが一番好きなので、
アサヒは勘弁して欲しい。
まずくなりそう。
ギネスは今、サッポロが販売しているが、
逆にサッポロを買ってくれないかなあ。

Parallels DesktopでWin2000

久しぶりにF1を見る。
なんで日本人を紹介するたびに
大和魂とかいうのかな?
サッカーの代表戦とかでも同様だが、
無理矢理に盛り上げようとする
恥ずかしい表現が多すぎる。

Parallels Desktopがバージョンアップして、
Windows2000がうまく動くようになった。
動作も軽く快適で、
WindowsのソフトがMacのソフトと同様に扱える
Coherenceモードもほぼ完璧。
スリープなども速いので、
Windowsをそのまま使うよりも快適かもしれない。
素晴らしい。

Microsoft史上、一番のOSはWindows2000だと思う。
軽くて、必要十分な機能があり、
周辺機器の互換性も高い。
面倒なオーサライズもない。
唯一、惜しかったのは、
XPが登場するまでは、周辺機器などの対応が悪かったこと。
つまり、XPが登場して、
1世代古い状態になってから、
価値の高いOSになったというのが皮肉。

セントパリックスデイ

ギネス

セントパリックスデイなので、
池袋ダブリナーズにいく。
ギネス1パイント500円は安い。
ライブがあり、最後は大勢でアイリッシュダンス。
ボウランやアイリッシュ・フィドルの演奏も
見ることができて楽しかった。
ボウランが欲しくなってくる。

消えゆくもの

デイリーポータルの
「都電のレール跡をさがす」という記事がいい。
都電のレールがそのまま埋められているところが
あるのだそうだ。
「このまま長く残してほしい、と
 懐古趣味的なことをいうつもりはない。
 消えゆくものは当然に消えゆく。
 でも中にはひっそりと残るものもあるだろう。
 もし今後それらを偶然に見つけることができたなら、
 少なくともぼくはちょっとうれしい。」
とてもよくわかる。

堀江ライブドア元社長に実刑判決がでた。
ニュース記事によると、
裁判長は実刑を宣告した後に堀江被告に対して、
「障害を持つ子の母親」からの手紙を紹介して、
「被告人の姿に勇気付けられた子がいることを忘れずに、
 罪を償い、その能力を生かして再出発してください。」
といったのだそうだ。

この裁判長は、大岡越前にでもなったつもりなのだろうか。
このような、経済のシステムに関する裁判は、
ルールの範囲内かどうかが問われる、ロジカルなものだろう。
そこに、あきらかに私情を込めたかのような
このような発言は、適切であるとは思えない。
裁判までがワイドショー的になる必要はないのに。

確定申告

確定申告にいく。
暖かくてきもちいい。
豊島区の税務署の人は
いつもとても親切。
申告を終えると、
毎年とてもさっぱりした
気分になる。

今日は、さっぱりした気分で、
独楽寿しを買って帰る。

確定申告の準備

確定申告の準備をしなければならないが、
仕事がずれ込んできていて、
なかなか手がつけられない。
できれば最終日は避けたかったのだが、
仕方がない。

豚肉

2日続けて、銀行とはいいたくないUFJ銀行にいく。
書類はできていたので、もらって帰る。

夜、AMのNHKラジオに
西川治さんが出ていて、
豚肉料理について語っていた。
とてもパワフルに語っていて、
元気そうだった。
また、パーティでごちそうしてください。

AMラジオの音質って、
久しぶりに聞くと新鮮。

オマトメ

銀行のATMに通帳の記帳にいくと、
3月7日に通帳の記載が
「オマトメ」になってしまっている。
3月15日は確定申告の締切なのだから、
3月7日にオマトメにするなんて、
非常識だろう。
お金のことを理解しているはずの
金融機関のやることとは思えない。

東京三菱UFJ銀行に電話すると、
オマトメにした分は、郵送などはしていない。
窓口に行けば詳細をすぐに出せるとのこと。
仕方がないので、池袋の支店までいく。
すると、システムの問題で、
昨年の分はあさってでないと出せないという。
Amazonの購入履歴だって、
数年前まですぐに見れるのに。
電話で言っていたこととも違うので
かなり怒って、文句をいうと
銀行の内部用のものなら、明日出せるという。
文句をいうと対応が変わるというのも
信用できないし、内部用の書式で出せるなら、
「データがないから」というのは嘘ということになるのだが、
もう、仕方がないので、銀行の内部用の書類を
出してもらうことにする。

オマトメにした段階で、
詳細が必要になることはわかっているはずだ。
それなのに、昨年の入出金履歴もすぐに出せないなんて、
「銀行」と呼ぶに、値しない。
入出金履歴を隠したい政治家とかには
お奨めできるのかもしれない。

怒りが収まらないので、
久しぶりに独楽寿しに寄って寿司を買い、
さらにどら焼きも買って帰る。

悪い奴

国会では、水道光熱費が500万とかで
もめているらしい。
それでいいなら、
ほとんどの人が税金を払わなくてすむ。
それなら、水道光熱費は500万まで認めるってことに
してしまえばいい。

いいとか、悪いとかいうから
話がややこしくなる。
「こいつはとても悪い奴だ。
 でも、これくらいの悪人でないと、
 この仕事はできないんだ。」
と言われれば、反論はできない。
実際、ケネディ大統領の父親が政府に関わったのも、
そういう経緯だったらしいし。

IKEA

横浜にぎわい座で柳家権太楼。
「居残り佐平次」
郭に居残るのが仕事という
愉快な話。
江戸時代の面白い職業の話は、
1月の東穀寄席で好二郎さんが
枕で話していた。
妙な職業が成り立つ社会というのは、
やはり面白いのではないかと思う。

その後、IKEA。
ショールームを見ていると飽きないのだけど、
どこにいるのかわからなくなる。
買ってきたチーズがおいしい。

役所で役所広司

ミカバンドのライブの様子が
ワイドショーで流されているとのことだったので、
ワイドショーを見てみるが、
サトエリの別れ話とか、
マイケル・ジャクソンの話題ばかり。
ほんの一瞬、ミカバンドのライブが紹介される。
芸能人のゴシップとかを、
大人がまじめな顔して話し合っているのって、
かなり変だと思う。
よく毎日やっているなあと思うし、
それを見ている人がいるというのも不思議。

役所にいくと、
はじめは事務的だったのだが、
先日の事務処理に不備があったらしく、
急に親切になる。
あまり、急に親切になると、
よほどのことかと、かえって不安になる。

近所の役所は、廃校になった小学校で、
たまにテレビなどの撮影をしている。
帰ろうとすると、撮影がはじまり、
役所広司が歩きながらナレーションをしていた。
役所で役所広司って、
オヤジギャグみたい。

サディスティックミカバンド

マイケル・ジャクソンとの謁見ではなく、
サディスティックミカバンドのライブにいく。
3階なので、はじめはかなり遠く感じたのだが、
始まってみると、それほど遠くは感じない。
NHKホールの設計は、やはりかなり優秀。

高橋幸宏のドラムが意外にパワフルで、
バンドとしてのグルーヴ感がきもちいい。
高中は、ロックを弾いてもいい。
というか、フュージョンよりロックのほうがいい。
チャーを超えてるくらい。
小原礼のボーカルもロックぽくていいと思う。
木村カエラは蓮から登場。
演出もなかなかよい。
唯一、加藤和彦のボーカルだけ、ゆるい。

CMがらみの、いかにも代理店の企画という感じの
プロジェクトではあるけれど、
それぞれが職人的に素晴らしく、
プロの仕事を見せてくれた。
とても楽しめるライブだった。