正論という暴力

東横インの社長がバッシングを受けているらしい。
テレビのニュースを見ないので、
どれだけひどい会見だったのかは知らないが、
なんだか考えてしまう部分もある。

もちろん、建築物をすべての人が使えるようにすることは
圧倒的に正しい。
しかし、ハートビル法の適用範囲って、
病院、劇場、図書館など公共の施設は当然として、
物品販売店、飲食店、理美容店、クリーニング取次店まで
含んでいるらしい。
規模の規定などがあるのかどうか、
よくわからないのだけど、
「誰もが利用する建築物をつくろうとする際には
 ハートビルにする責務があります。」
とすると、
どうしても大規模資本優遇になってしまう。
施設で対応していなくても、
心遣いで対応しているところはあるだろうし、
その方がむしろ重要なことだろう。
「形」だけを義務づけることが
社会にとっていいことなのかを
考える必要があると思う。

すべての人が使えるようにすることは
正しいことなのは間違いない。
しかし、いくら正論であっても、
それを暴力的に振り回してよい
というわけではない。

ソクラテスを殺した社会と、
広場でギロチン刑を見せ物にした社会と
何も変わっていない。

駅もエレベータの設置工事が
様々なところで行われている。
それは正しいことなのだが、
順番が違うのではないかと思う。

人身事故は毎日のようにどこかで起きているが、
南北線のように線路にドアをつけてしまえば、
無理矢理入らない限り、
駅での人身事故は起こらない。
これを少なくとも都内とか、
乗降客何人以上の駅に義務づける
とかいうほうが先だと思うのだ。
まず、命を守ることのほうが重要でしょう。

「やわらか戦車」にはまる。
退却、退却。

Photoshopが動かない

Adobeは、
Macromediaブランドの製品も含めて、
次のバージョンアップまで、
IntelMac用のUniversalBinary版を
出さないと発表したようだ。
18ヶ月のペースでいうと、
少なくとも今年の末くらいまで、
IntelMacでは、実用的なスピードで
Photoshopが動かないということになる。
クリエイティブツールとしては、
かなり致命的だ。
時期的にいえば、
Windowsの次のバージョンに合わせる
というほうが重要なのだろう。

一方、FinalCutはUniversalBinaryの受付が始まって、
映像系は環境が整いつつある。

風邪気味な感じで、だるい。

ie 7パブリックβ

ie 7のパブリックβが公開させている。
タブブラウジングが可能になっているが、
あまり洗練されているとはいえない。
また、タブブラウザ化することで、
複数のグループを閉じるということが起こり、
実質的にこれまではなかった「ブラウザの終了」
という概念が生まれてしまっている。

タブ部分のオペレーションに関しては、
タブを移動でき、終了ボタンがあり、
終了してもまた自動的に同じタブが開く
という意味で、Operaが優れていると思う。

特定サイトを一度に開ける
「タブセット」というような
タブブラウザにあわせた新しいブックマーク機能が
欲しいところだ。
JavaScriptレベルで簡単に実現できるはずなのだが。

眼鏡のフレームを変える。
少し、気分が変わる。

gmail

最近、gmailを使っているが、
スパムの判定がかなり良い。
もちろん、漏れはあるものの、
逆にスパムでないメールを
迷惑メールと誤認してしまうことがない。
これはとても重要だ。
これで十分という気がしてくる。

スパムに関するデータも
googleが一番持っているはずで、
当然といえば当然なのかもしれない。

トラックバックスパムに関しても、
googleのデータを使えば
かなりの精度で判定できるはずだ。
トラックバックスパムは、
googleに責任がないとはいえないので、
トラックバックスパムを判定するサービスを
提供したりしてもよいのではないか。
ブログツールがトラックバックをうけると、
トラックバック先のURLをgoogleのサービスに引き渡して、
スパムかどうかを判定して結果を返すという感じ。
サービス側のロジックは簡単にできそうだが。

DVDのエンコーダ

DVDのエンコーディングで、
Adobeのエンコーダの画質が気に入らなくて、
色々試してみると、
Ediusの画質がかなりいい。

印象としては、
Edius>Apple>Ulead>Adobe
という感じ。
Adobeのエンコーダの画質、
もう少しどうにかならないかな。
Ediusは文字のエッジなど、
インターレースで見た時に
きれいに見えるようにエンコーディングされる。

サディスティックミカバンド

木村カエラをヴォーカルにして
サディスティックミカバンド再活動らしい。
イメージはぴったりだし、
このあたりで、おじさま達と一緒にやってみるのも
人脈を広げる意味ではよいのかもしれない。
そろそろセカンドアルバムを聞きたい気はするのだけど。

しかし、自分の名前が使われ続けているのは
嫌じゃないのかな。

最近ラジオでよくかかるBENT FABRICがいい。
81歳のピアニストらしい。
プロモーションビデオは、
グランドピアノを対決するアニメでかわいい。

ナム・ジュン・パイクが亡くなったようだ。
作品自体は美しいとは思えないので、
好きではなかったが、
新しい挑戦を続けたことは評価できる。

夜、流していた映画
「ロング・エンゲージメント」が
あまりにも力のある映画で、
思わず見入ってしまった。
戦争シーンがこ
何度も見たいとは思わないが、
素晴らしい。

憎むことの快楽について

鈴木亜久里のチームのF1参戦が決まったらしい。
夢を実現しようというパワーは
本当に素晴らしい。

少し前に買った
雑誌「アイディア」1月号はエミグレ特集。
図版も豊富で中身が濃い。

他に、「ペンギンブックス
グレートアイディアズのデザイン」
という記事があり、
印刷が素晴らしい。

セネカの「人生の短さについて」が
「On  The Shortness Of Life」。
ダーウィンの「進化論」が
「On Natural Selection」。
モンテーニュの「友情について」が
「On Frendship」。
「on」を使うのかと思ったり。

極めつけは、
「On The Pleasure of Hating」
訳は「憎むことの快楽について」。

ライブビューの一眼レフ

Kevin Rowlandのビデオクリップ。
ものすごいインパクト。
軽く、さわやかで、気持ち悪い。

オリンパスが、ライブビュー機能搭載の一眼レフを発表。
とてもいいことだと思う。
オリンパスは、考え方としては
面白い機種を作っている。

カメラ好きはファインダーを好むが、
液晶で見て撮れるということには意義がある。
ファインダーでは
撮影すること自体にのめり込む感じになるが、
液晶では撮影する段階で、
ファインダーより客観的に見えるような
気がするのだ。

オリンパスの一眼レフは、
ダストリダクションもついているし、
色も鮮やかでいいのだが、
フォーサーズという規格に魅力がない。

ポリシー

やはり弥生が出てきたみたい。

一緒にホリエモンにオファーを出しておきながら、
今になって自民党を攻撃している民主党って、
本当に最低だ。
政治家にとっては
「どういう意図で行動したか」ということが大切だろう。
それがポリシーというものだ。
そして、ポリシーは「政策」でもある。
ポリシーのない人間に、政策など作れるはずがない。

肝臓タイプ

肝臓タイプなのだそうだ。
怒りがクリエイティブのパワーなのだとか。
なんだか見られているようにぴったりきてしまった。

一年中でもっとも鬱になりやすい日

1月23日は一年中でもっとも鬱になりやすい日だという。
イギリスでの調査結果らしいが、
クリスマス休暇が終わり、
年が明けて、仕事が動き出して、
疲れが見える頃。
休みに使ったお金の請求書も来て、
この先、あまり楽しそうなイベントもない。
日本の5月病に近いのだろう。
たしかに納得する。
というか、実感している。

突然のホリエモン逮捕。
強制捜査から数日。早い。

昔、某OTE社がらみの仕事で
複雑に関連企業内で発注しあう仕組みを
説明されたことがある。
結局、関わらなかったが。
裏技を考えるのが好きなのかと
思った記憶がある。
そこまでではなくても、
分社化して、発注しあうシステムは、
さまざまな会社で行われている。
別に珍しいことでもない。
そのなかで、さまざまな経理上の調整が
行われていることは想像できる。

「ホリエモン=お金がすべて」
みたいな言われ方しているが、
あまりそういう感じはしない。
お金を稼ぐ理由について聞かれたときに
「知的好奇心を満足させるために必要なんだ」
と答えたことがあるという。
たぶん、それが本音だろう。
本に書いたことがそのまま本心とは限らないし、
少し偽悪的にみせていたりもするだろう。
でも、IT企業を名乗るなら、
もっと別のところで知的好奇心を満足させることは
可能だったはずで、それは残念ではある。

どんなに巨額であっても、
お金のことで死んではいけない。

キーボード

少し前に、キーボードを変えた。
普通、キーボードはある程度ストロークがあったほうが
打ちやすいというのだが、
どうもデスクトップ用のキーボードが使いにくい。
ノートパソコンのように、
ストロークの短いもののほうが、
しっくりくる。

怒らない、怒らない。
相手が理解できないことは、
言っても仕方がない。

やりたいことはたくさんあり、
でも、今やらなければならないのは、
それとは違う。

自分のやりたいことをしよう。
嫌なことからは、早く手を切ろう。
怒っても仕方ない。
自分を言い聞かせるが、
しかし、状況が良くなるわけでもない。

人生は短い。
興味のないことに関わっている時間はない。
やりたいことをやらなくては。

ねずみ

大雪のなか、ニフ亭の公開録音。
以前、近くの図書館で開かれた落語会で聞いた
鈴々舎わか馬さんが出演する。
ほかの人が、最近受けるような爆笑系のなか、
淡々と左甚五郎の話「ねずみ」を話す。
最後に甚五郎が再びでてくるところで、
さっと羽織を脱ぐところの演出がとてもよかった。
知的な感じのする落語家さんは貴重だ。

その後、銀座三州屋に行く。
かきをあぶった「かき塩」が絶品。
久しぶりに、少しだけ休む。

天丼

ライブドアのサイトの広告って
ほとんどが自社(グループ)広告みたい。
MSNも自社広告が多いけど。

ライブドア関連株暴落とのこと。
ライブドアのもっている会社って
はじめからあまり魅力のない会社が多い。
株価が高かった事自体がそもそもおかしい。
でも、弥生は残るんじゃないかな。
消費税があがったら、
みんなバージョンアップしなくちゃいけなくなるし。

お昼に出前の天丼を食べる。
まあるい器のふたをあけると
大きな海老がびょん、びょんといらっしゃる。
たれの染みたご飯がうまい。

会社員時代に同期入社だった、いのうえもんが、
ラジオ番組を始めたらしい。
今度聞いてみよう。

コニカミノルタがカメラ事業から撤退

コニカミノルタがカメラ事業から撤退だという。
ニコンの銀塩撤退はまだわかるが、
カメラ事業そのものを撤退するというのは驚き。
京セラの場合は、他にも勝負できるものがあるが。

デジカメのバブルともいうべき時期のせいで、
本来あまりメジャーな商売を
してこなかったカメラメーカーが、
いきなり大量に売れだしたのはいいが、
商品のサイクルが極端に短く、
開発費の割に儲からない。
残ったのは大量の在庫ということか。

ミノルタとか、カメラメーカーには、
本当に好きで仕事をしている技術者が
たくさんいるのに、残念に思う。

食べちゃう

「食べる」ということは、
外の環境を体内に入れるということらしい。
それを他のものに割り当てて
考えてみると面白い。

アメリカはイラクを食べちゃって、
消化不良を起こしている。
アレキサンダー大王みたいに
食べ過ぎて巨大化した恐竜のように
なってしまった人もいる。

AppleはNEXTを買収したら、
なかにジョブズがいた。
今度はディズニーがピクサーを買収して、
ジョブズがディズニーの筆頭株主になるとか。

食べるというと、食べたほうが勝ちで、
食べられたほうが負けという感じがするが、
実際は、そんなに単純な話ではないということか。
食の安全なんて、本来はあり得ないのだろう。

手のひら

ライブドア騒動で、
手のひらを返したような言動をよく耳にする。
あんまりそういう態度はとりたくないものだ。
ゲームにはファールもある。
時には退場もある。
それだけのこと。