「伝わる」ということ

「デザインの教室」
Amazonでの書評の評判が良い。
まさに、それを書きたかったんだという部分を
ぴったりと指摘してくれている人がいて、
感動する。
きちんと伝わったんだということが、
本当にうれしい。

考えや思いを伝えるということは、
そんなに簡単なことではないと思う。
それは、表現する人だけではなく、
すぐれた受け手がいなければ成り立たない。
そして、両者の間でうまく波長が合わなければ
伝わらないだろう。
少なくとも一人には、
伝えたいことが伝わったのだということを
感謝したい。

感覚

2日、サックスを吹けなかったので、
その分、吹く。
サックスで、のどを開く感覚がわかってきて、
低音の響きが良くなってきた気がする。

サポーター

国立演芸場で落語。
向かう途中、飯田橋で
レッズとガンバのユニフォームを着ている人たちを見る。
サッカーニュースを見忘れていたので、
結果はどうなったのかなあと思うと、
それぞれのサポーターの表情から、
ガンバが勝ったらしいことがわかる。
あきらかに表情が違う。
あとで、ニュースを見てみると、
サポーター同士の騒動もあったらしい。

ガンバの西野監督は浦和出身なんだから、
あんまり仲悪くならなくてもいいのに。

岡田主審は確かにいつもひどいけど、
浦和の前の試合は、
ペナルティエリア外のファールでPKをもらったり、
オフサイドじゃない失点をオフサイドにしてもらったり
本来0-1で負けの試合を1-0で勝ったのだから、
いい時があれば、悪いときもあるってことだろう。

一日

授業でしゃべりぱなしで、
結構疲れたり、
帰りの電車で爆睡して、
多摩川を見ることができなかったり、
でも、ちょっとタワーレコードと
石橋楽器に寄ったり、
まあ、そんな感じ。

定休日

用事のあと、山嘉で寿司。
半年ぶりくらいだ。
休みが水曜日になっている。
確かに、月曜日の祝日が多くなっているので、
月曜休みは、難しいのかもしれない。

しわ寄せ

連休が終わって、
そのしわ寄せでバタバタしているうちに、
もう5月も真ん中あたり。
なんだか早い。
結局、休みっていうのは、
どこかに皺がよってるだけなんだよなあ。
ないのも困るけど。

Tenori-on

YAMAHAが開発したTenori-onが発売になり
あっというまに完売だったらしい。
前から気になっていて、
ブログもずっと見ていた。
触ってみたいなあという気はする。
鍵盤が唯一の音楽のインターフェースというわけではないので
こういう試みはとてもいいし、ヤマハらしい。
音楽をコントロールするインターフェースとしては
面白いと思う。

ただ、一つ気になったのは、
「誰にでも弾ける」というのを売りにしているところ。
まあ、確かにそうだろうし、
広い層に売ろうとすれば、そうなるのだろう。
ただ、こういうシーケンス系のものって、
確かに誰でも音楽を作ったような気になる。
AppleのGrageBandもそうだけど、
リズムを自分で作るということをしなければ
音楽って簡単に、そこそこ聞けるものになるんだよね。
でもそれって音楽を作るってことなのか?

例えば打楽器で、難しいフレーズを一回叩くのと
簡単なフレーズをずーーと叩くのでは、
実は後者のほうが難しい。
でも、そのなかにこそ、本当に音楽的なものが生まれてくる。
リズムというのは、似て非なることの繰り返しなのだ。

そういう部分を一切カットして、
シーケンスに音を割り当てて、
はい、音楽ができましたっていうのには
かなり抵抗がある。
今の安っぽい商業音楽のほとんどはそうだけど。
そういう、似非クリエイティブみたいのって、
何も生まないと思う。

それは、もの自体のせいじゃない。
たとえばGrageBandは、はっぴえんどの録音機材より
基本的には高機能だろう。
でも、だれも勝ててない。
サンプルがたくさん入っていることで、
かえって、創作力をうばっているのかもしれない。

Tenori-onは、ドラムの音を入れたのは
よくなかったんじゃないかな。
それによって、単体で音楽ができてしまって
GrageBandのリアルタイム版みたいになってしまう。
KORGだったら、もう少し変なことをしたかも。

大きさはほぼ同じくらいで、はるかに安いけど、
パンデイロのほうが、生の音楽を指先から感じることができる。
まあ、ものは使い方なんだけど。

でも、楽器屋さんにあったら、触ってみたいなあ。

日比谷野音

日比谷野音でCaravanのライブ。
なんとか雨が上がるが、寒い。
真冬のコートを着ていく。
冬のAXはとても暑くて、
5月のライブでこの気温とは。
しかし、晴れただけでも、よかった。

「Wagon」の時に雲が切れて
まだ蒼味の残っている空に
三日月が見えて、感動的だった。

雨でリハーサルができなかったのか、
演奏は、テンポなどかなりムラがあったが、
まあ、それも生もの。
ライブゆえの面白さといえるのかもしれない。
なかなか楽しめた。
でも、寒かった。

明日、晴れますように

一日中、雨が降っていた。
明日は日比谷野音でCaravanのライブ。
予報では午後は曇。
なんとか、雨はあがってほしい。

雨だと、音が響かないので、
気兼ねなくサックスが吹ける。

箱ウニ

夕飯は箱ウニ。
白ワインと、冷酒を飲んで
最後に、ウニ&いくら丼。
ぜいたくな気分。
でも、ちょっと飲み過ぎた。

パンツ、パンティ、パンティスト!

スパムメールで、
「パンツ、パンティ、パンティスト!」
というタイトルのメールが着た。
あんまりにも無意味で、インパクトが強くて笑った。
活用になってないし。
ストはストッキングのスト?
深いのか?
頭のなかで、フレーズがぐるぐるしてくる。
送り主は「ぱんつ皇帝」。
しかも、メールアドレスは某フリーメールで
opantsu_koutei
「お」がついてるところがかわいい。
なんだかは、クレヨンしんちゃんぽい。
書いた人に会ってみたいくらい。
どこの世界にも、才能はいる。

文化庁が、またiPod課金とかいいだしているみたい。
Culture First〜はじめに文化ありき〜
なんていうサイトもできていて、
創作物を「もの」としか見ない風潮を改めるために
文化の担い手としての役割を果たしてくれるらしい。

「文化の担い手」というのは、
作り手だけなんだろうか。
例えば、ぼくが書いているような本であっても、
社会とか、歴史のなかで存在していて、
その恩恵を大きく受けているし、
また、読んでくれる人がいなければ成り立たない。
すべての表現物は、関係のなかで成り立っているのだ。
受け手だって、重要な文化の担い手といえる。

さらに、書くとか作るというのは、
どんなものでも一人の作業ではない。
家族をはじめとして、制作できる環境がなければ
制作はできない。
ものづくりができる環境というのは、
実はとても貴重なものなのだ。
それは実感としてわかる。
作家の家族は、文化の担い手ではないのだろうか。
「はじめに文化ありき」という言葉が
いかに文化的でないかを、考えてみて欲しい。

作り手として本当に守ってあげなければならないのは、
すでに成功した大御所ではなく、
次世代のクリエーターなのだし。

タラコ色

うちで、サーモンピンクのティッシュボックスを
タラコ色といったら怒られた。
どうみても焼きタラコの色なんだもの。

空が広い

連休中に一度は寿司を食べに行こうと思っていて、
最後にやっと行けた。
連休でネタがないかと思ったら、
今日から築地はやっていたらしい。
ネタもよくて満足。
その後、東久留米の黒目川、落合川のあたりを散歩。
晴れていて、空が広い。
身体にたまった毒が抜けていくような感じ。

やらなければならないことも色々あったのだけど、
連休中は、あえてやらなかった。
一度、リセットしたかったのだ。

ほら貝

ほら貝を楽器として売っているところがあって、
吹き口もついているようだ。
級や段もあるらしい。
インターネットでほら貝を買うって、
なんだか変だ。
楽器としては、なかなか難しいようだ。

予習

Caravanの野音ライブは指定席完売で、
立ち見席を売り出したらしい。
最近、Jazzを聞くことが多いので、
そろそろ予習しなくては。

誕生日

ゴールデンウィークで、誕生日だが、
今年は大学の授業がある。
学生も、ほとんどまじめに出ていて偉い。

帰りに書店に池袋パルコの書店によると、
「デザインの教室」が平積み。
菊地成孔のマイルス本、厚い。
対談とか多いので、ページ数稼いでいるみたい。
枕になる。高いなあ。
pパルコの地下で、シュバンクマイエルフェア。
ゴールデンウィークの企画としていいのかどうか。

夜、パエリアなど食べる。

裁判

自衛隊イラク派遣「一部違憲」の名古屋高裁判決が確定
というニュース。
裁判に勝ったのは国なので、
違憲と言われても上告はできないらしい。
原告側は「違憲」ということを
引き出せばよかったんだろうけど、
はじめからそういう戦術だったのだろうか?
だとすれば、かなり高度なように見えるけど、
不思議。

来年から裁判員制度がはじまるようだけど、
殺人事件とかを一般の国民が裁いても
意味がないと思う。
法律の適用を素人がするなら、
司法試験の存在意義ってなにってことになる。
こういう、国が絡む訴訟こそ、
裁判員制度で行うべきなんじゃないかな。

車離れ

あんまり関係ないし、
ガソリンはある程度高いほうが
環境のためにはいいかもしれないけど、
ゴールデンウィークに値上げっていうのは、
いじめのような仕打ちだなあ。
良心のかけらもない。
この渋滞で、どれだけガソリンが無駄に消費されたか
どこか試算すればいいのに。

税金が足りないといっても
もともと道路特定財源なわけだし、
今時、道路が欲しいといっていのは、
建設業者だけでしょう。
結局は、建設業者と癒着している
政治家のための税金なんだよなあ。

若者の車離れが進んでいるという。
お金がなかったりするんだろうけど
興味もないんじゃないかな。
自分のことを考えてみても、
ある時から、まったく興味がなくなった気がする。
デザイン的にも、最近の自動車には興味が持てない。
ゆったりした所で、ドライブしたいという気はあるんだけど。