去年から引き続いて、藤原さくらは素晴らしい。「かわいい」は本当にいい曲。今年のはじめの頃、一番よく聴いた。ドラマ、しかも月9のヒロインでどうなるのかと心配したけど、演技も予想以上に良かったし、ドラマのなかの歌のシーンは素晴らしかった。ストーリーはともかく、音楽ドラマとしては、これまでにないものになるのではと期待したのだが、視聴率の停滞とともに、音楽のシーンが減っていき、ストーリーも混乱していってしまった。とはいえ、知名度は圧倒的に高まったようだし、今後の活動のプラスには十分になったと思う。これからも、期待したい。
predawn「Universal Mind」
どうしても気になってしまう雰囲気。
Nakamura Emi「YAMABIKO」
デビュー前のライブを見ていたけど、デビューして、大化けした。日本で、女性のラップ自体珍しいし、リリックに個性がある。
Drop’s「ドーナツ」
赤い公園「黄色い花」
赤い公園の黄色い花という秀逸なタイトル。ポップで素敵。
黒木渚「ふざけんな」
GLIM SPANKY「ワイルド・サイドを行け」
クオリティの高い曲を作り続けていて感心する。
EGO-WRAPPIN’ 「サニーサイドメロディー」
Homecomings “DON’T WORRY BOYS”
山﨑彩音「朝の唄」
ラジオで聴いて、可能性を感じた。
石若駿「CLEANUP」
Norah Jones “Day Breaks”
アルバム全体として、これがノラ・ジョーンズだよなという感じのクオリティと質感だった。
Corinne Bailey Rae “The Heart Speaks In Whispers”
ひさしぶりなのに、さすがとしかいいようがない。
Izzy Bizu “A Moment of Madness”
Lake Street Dive “Side Pony”
Gregory Porter “Take Me To The Alley”
Miles Davis & Robert Glasper
“Everything’s Beautiful”
Robert Glasper Experiment “ArtScience”
Macklemore & Ryan Lewis “ This Unruly Mess I’ve Made”
TRIGGER HIPPY “Tennessee Mud”
David Bowie “Blackstar”
最期まで前に進む気持ちを感じさせてくれた。
Eric Clapton “I Still Do”
Rolling Stones “Blue & Lonesome”
ミック・ジャガーのブルース・ハープがいい。ギターやブルース・ハープを弾きながら聴くのがいいアルバム。
John Scofield “Country For Old Men”
カントリーに行ってしまった。
Steven Tyler “We’re All Somebody From Somewhere”
かなりいいのに、あまり話題になっていないのが残念。
Laura Cox “Sweet Home Alabama”
YouTubeコンテンツだけど、これはかっこいい。
実は、今年一番聴いたのは、テデスキー・トラックス・バンドの武道館の音源。テデスキー・トラックス・バンドの場合は、オフィシャル公認音源らしい。素晴らしい。
Tedeschi Trucks Band Live at Budokan on 2016-04-01
G.Loveのソロライブも、大人になったG.Loveが感じられて、パフォーマンスもとてもよかった。
Caravanの日比谷野音も、音楽は良かったんだけど、天気が悪かった。さいたま新都心のフリーライブの、ゆったりとした感じがとても好きだった。
今年は、TVerのおかげで、ひさしぶりにドラマを見た。藤原さくらの「ラヴソング」、「重版出来」、「校閲ガール」「逃げるは恥だが役に立つ」。編集・校閲といった分野がドラマになったのは興味深い。身近な内容で、楽しめた。逃げるは恥だが役に立つは、チェコのことわざとのことだけど、日本人には特に重要なことかもしれない。
自分については、執筆系の仕事など、なかなか進まないことも多く、つらい部分はあったのだが、ライブ的なことが多かった。2月の宮崎青島のイベント、4月の美術史セミナー、6月のスクー、12月のFONTPLUSのセミナーなど、どれもとても楽しくできた。それに加えて、音楽のほうでも、春と秋に神宮前2丁目でストリートライブ、東京体育館、池袋のプロジェクトFUKUSHIMAとさいたまトリエンナーレでの大友良英さんのワークショップ&ライブなど、とりあえず場数を踏むことができて、人前でも楽しんで演奏することができるようになってきたように思う。
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