ブログマーケティング

ネットで調べものをしていて、
ある単語で検索すると、
同じような事ばかり書かれたブログが
大量に出てくる。
企業がお金を出して
個人のブログに記事を書いてもらう
ブログマーケティングだ。
あるキーワードでリンクを張ってあり、
SEO対策としても効果があるのだろう。
しかし、これは問題が大きすぎる。
同じような内容の記事ばかりで、
しかも、自分で利用した訳でもなく
まったく自分の言葉ではないので、
口コミとしての効果は期待できない。
しかも、基本的な内容を誤解しているものもある。
こんなことをしているのを見てしまうと、
企業に対する信頼は、著しく低下してしまう。
また、そういったゴミ情報のために、
本当に有効な情報は埋もれてしまう。
しかも、いったんこれを行ってしまうと、
個人サイトに消してもらう事は不可能なので、
取り返しがつかない。

パンフレットでも、Webでも、
文章には細心の注意を払うだろう。
普通は、プロのライターに依頼する。
素人の、しかもわずかなお金のために
知りもしない商品やサービスを紹介する人が
いい文章を書けるわけがない。

ローランドのV-Drumのように、
優秀なブロガーを招待して、
体験してもらって書いてもらうのなら
それは、ある程度個人の言葉といえるだろう。
それでも、招待している以上、
悪い事はあまり書かれないだろうが。
企業が用意した情報とサイトの情報から、
「これいいかもね」なんていうブログの書き込みが
何百件あっても、むしろあればあるほど
情報の価値は低下していくし、
信頼性は損なわれていってしまう。
まして、イメージを大切にするべき企業が
こんなことをしてはいけない。
こういう形で、ブログマーケティングをすると、
致命傷ともいうべき結果になるということを
理解しておく必要があるだろう。

山中湖は靄で覆われていた。
高速道路の周囲の風景が幻想的。
途中、新宿で損保ジャパンの美術館に立ち寄る。
サーカスをテーマにした絵や写真など。
クレーが一点ある。
日本の昔のサーカスの写真が
まさに寺山修司の世界だった。
ゴッホ、ゴーギャンは相変わらずの警備。
しかし、ここから見る新宿駅周辺は
ジオラマのようで面白い。
菊地成孔のマンションを探してみたり。

山中湖に一泊。小さな夏休み。
ドーム型のログハウスは、
森に溶け込んで素敵だった。

タイムマシン

打ち合わせのあと、知人の個展があるというので、
押上にいく。
半蔵門線で表参道から直通ということも知らなかったのだが、
駅を降りると、いきなり空き地(新東京タワー用地?)
そこを抜けると、昭和30年代がそのまま残っているような
レトロな雰囲気で、タイムマシンに乗ったみたい。
展示をしていた店は
民家を改造したカレー屋さんで、
これもいい雰囲気で、いい匂い。
貸し切りのようで、カレーは食べれなかったけど。

夢窓疎石と武満徹

東博の禅の展示で、夢窓疎石のほっそりとした
いかにもインテリっぽい顔が印象に残っていた。
Wikipediaを見てみると、最後になんと
「武満徹 作曲家。夢窓疎石の印象を基にして
 「夢窓」と題したオーケストラ作品がある。」
とある。
そうだ。あの感じは武満徹だ。
昔、ホテルのロビーで、武満徹氏にすれ違ったことがある。
周囲の音がなくなるような、透明な感じ。
夢窓疎石の肖像画を見たのと似た感じ。
武満徹はそこに、自分と共通の何かを
感じていたのだろうか。
「夢窓」はどんな曲なんだろう。

CMOS

ニコンのデジタル一眼「D3」「D300」が発表された。
ニコンもCMOSになったのか。
ライブビューがかなり普及してきた。
無線LANでPCからコントロールできるようになるなど、
デジカメならではの方向性は面白い。

久しぶりにベストヒットUSAを見たら、
オープニングのジャケットのアニメーションが
立体になっていた。

ザフーンが少し鳴るようになってきた。
人間って進歩するもんだなあと思う。

テレビの都合

サッカー、日本対カメルーン戦
カメルーン戦は6時からだったのか。
知らなかった。
テレビの都合なのか。
前半はよかったらしいけど、
後半はあまりレベルの高い内容ではなかった。
オシムは、アジアカップのビデオを
かなり見たんだなという感じはする。

the brilliant green

the brilliant greenの久々の新曲が届くが
あまり聞いている時間がない。

音はいいんだけど、
カラオケ入れるのはやめようよ。
せめてリミックス。

Windows Vistaのセキュリティ至上主義

この時期になって、そろそろVistaを使ってみなくては
と思っている人が多いようだ。

Windows Vistaで作業していて、
更新があるというダイアログがでたので
「あとで更新」を選択して作業を続けていたら
いきなりソフトの「保存しますか?」が表示され、
キャンセルを選んだのに、有無を言わせず再起動した。
データは保存されていない。
セキュリティを守るために、
ユーザーの作業を中断し、データを破壊してもいい
という考え方は、間違っているだろう。
いくら、これまでセキュリティで叩かれていたからといっても
Windows Vistaのセキュリティ至上主義は、異常だ。
最近のMacOSはいいといっても、
NapsterにもYahoo動画にも対応していない。
周辺機器でも対応していないものは少なくないので
Macですべてができるわけではない。
2007年にもなって、OSでストレスを感じるとは思わなかった。

Beercan

電車のなかで、女の子が
SONYのヘッドホンMDR-CD900STで
音楽を聴いていた。
「いい音で聞きたい」という根性はえらい。
家で、冷房のなかでしていても暑いのに。

上野鈴本の前でBeckのBeercanを聞く。
今までスルーしていたけど
あらためて聞くとかっこいい。
ひさしぶりの寄席で
いろんな人が出てくるのって楽しい。
権太楼の「居残り左平次」が素晴らしい。

MAX ROACH

ジャズドラマーのマックス・ローチが亡くなったそうだ。
チャーリー・パーカー、バド・パウエルの時代の人だし
ジャズのドラムの本では、一番はじめに
一番多くのページをさいて解説されているドラマーなので、
歴史のなかの存在のように感じていた。
チャーリー・パーカーの没年は1955年だし。
大昔のように思ってしまうJazzの歴史も、
実はそんな昔じゃないということを感じる。

ソニー・ロリンズの「SAXOPHONE COLOSSUS 」の1曲目
「ST.THOMAS」のイントロのドラムは本当に印象的。

ザフーン、「京都五山 禅の文化展」、エアレース

ハワイの楽器ザフーンをプレゼントしてもらう。
リード楽器ははじめてなので、
まだ、まともに音がでない。

金曜日は8時まで開館しているので
東博の「京都五山 禅の文化展」にいく。
夕方の上野公園は、それほど暑くなく気持ちいい。

雪舟の「破墨山水図」は、
やはり研ぎすまされた表現で素晴らしい。
しかし、空海展が密教美術の美意識を
かなりうまく表現していたのに比べると、
この展示を見ても、
禅の美意識というものが浮かび上がってこない。
禅宗のお寺にいくと、
この美意識というのは、いいなと思うのだが、
この展示では、ストイックな禅宗の傾向と、
足利義満をはじめとして、
権力者とのつながりのなかでの禅宗の文化というものが
入り乱れていた。
それらが渾然と混じり合っているのが現実なのだろうが、
Let’s Zenといった感じではなかった。
夢窓疎石の顔がなぜか強く印象に残る。

禅宗の彫刻はとてもリアル。
おそらく、若冲もこうしたものを
見せたもらっていただろう。
若冲のリアリズムとは少し違うが、
狩野派からリアリズムへ向かう流れの中に、
禅宗美術の影響があったように思う。
そのあたりは、あまり研究されていないように思う。

夜、スポーツニュースで、
レッドブル エアーレースの映像を見た。
これはF1を超えている。
テムズ側やボスポラス海峡で
飛行機レースをするなんて。
紅の豚みたいだ。
これは見たい!

猫の恩返し

2日連続で、蝉が玄関の前に置いてある。
もしかして、猫の源さんのお礼かも。
お礼はいらないよ。

スイカを食べるのが最近の楽しみ。
そういえば、Watermelon Manのメロディが
数日前、頭のなかでぐるぐる回っていた。
あまり夏っぽくないが。

いつも見ていたのに、入ったことのなかった
そばや安曇野に入ってみる。
稚鮎の天ぷらがうまかった。

暑くて元気

最近、暑くて元気。
梅雨の頃は寝られなくて
かなりつらい状態だったが、
この猛暑になってから、
食欲が増進して、すぐにお腹がすくし、
よく眠れる。
久しぶりに、元気がありあまっている感じ。
暑くてばてているという話はよく聞くのだが、
なぜか逆の状態になっている。
変なんだろうか?
割とトロピカルなところに
あっているのかもしれない。
しかし、暑い所ではパソコンのほうが持たないので、
やはり冷房のなかで仕事をしなければならない。

カホンとパンデイロを叩いてみる

カホンとパンデイロを叩いてみる。
パンデイロは、タンバリンのようなのに
まったく違った、ドラムのような音もだせて、
難しいが、奥が深く面白い。
ただ、手が小さいので、少し持ちにくい。
色々工夫してみよう。

カホンは、響き線の張り具合が
まだ、いいところを見つけられない。
こうしたセッティングは
やはり自分で色々試してみないとわからない。

どちらも楽しいが、特にパンデイロは、
叩いているとアドレネリンが出てくる感じがする。
サンバが盛り上がるのもわかる気がする。
やはり、打楽器は楽しい。
一つひとつ違う、生の音って
本当に魅力的だ。