3連休

明日から3連休。これってどうなんだろう。
この1週間って、なんとも力の入らない感じ。
成人式とかあるから、地元に帰る人もいるかもしれないので、
連休の方がよいのだろうけど。

GarageBand !!

Macworld San Francisco 2004が始まる。
apple.comでジョブズのキーノートを見る。
相変わらず、信者がいっぱい。
さすがに盛り上げるのがうまい。
あれはちょっと真似できない。

しかし、今のAppleの最大の問題点は、
「まわりに信者しかいないこと」のような気がする。

一番盛り上がったのは、
音楽制作ソフトのGarageBand。
AppleはLogicを買収しているので、
音楽ソフトを手がけていくのは、予想ができた展開といえる。
しかも、GarageBandはFinal CutについていたSoundtrack という音楽ソフトから、
ムービー画面を削除したようなもの。
「まったく新しいアプリケーション」とかいっていたが、
実はそうでもない。
むしろ、Final Cutに対するFinal Cut Exporessに近い。

そもそも、このソフトのコンセプトはWindows用の音楽ソフトACIDが
何年も前に実現していることで、
他にも同種のソフトは多い。
これで、あんなに盛り上がられては、他のソフトメーカーはかわいそうだ。
しかも、「ギターの弦に触れる音が入っているのがいい」なんて、
シンセの世界では15年も前の話だ。

とはいえ、GarageBandという、実にアップルらしいネーミングと、
最近のDTMに必要な、ループ・ソフトシンセ・アンプシュミレータをセットにしてあの値段は安い。
パッケージングの勝利。
音楽制作ソフトにどれだけの人が魅力を感じるかは、むずかしいところだが、
少なくとも、Ableton Liveなんかは苦しむだろう。
次はiDJがあってもいい気がするのだが。

ソフトシンセを使う音楽ソフトでは、
常にレイテンシーが問題になるが、そのあたりの情報には触れられていない。
ソフトシンセはG4以上に対応とのことで、最近のAppleの方向性から考えると、
CPUパワーで押し切るつもりなのだろう。
ASIOに対応しているのかとか、
ソフトシンセはVST互換なのかとか音楽ソフトに必要なことが
Webにも公開されていないのはどうかと思う。

Macはもともと「プロためのクリエイティブツール」だったという印象があるのだが、
最近のAppleのソフトは、Final Cutを除けば、どれも素人向けだ。
「用意されているものを組み合わせれば、誰にでも簡単にプロみたいに作れる」
それって、一見クリエイティブに見えて、
本当はまったく逆の発想のように思う。それでいいのだろうか。

そうはいっても、GarageBandは面白そうなのだが。

棟方志功はシャガールか

文化村の棟方志功展に和服でいく。
あまり寒くはないが、下駄が辛い。
慣れないせいもあるが、やはり東京は下駄で歩くようにはできていない。
この展示を見ると、棟方志功はシャガールに似ているように感じられる。
甘くファンタジックで、線がゆるい。
独特の世界を持っていて、好きな人が多いのは理解できるが、
作品としての緊迫感は感じられない。
今の視点で見ると、居酒屋の内装のようにすら感じる。
もう少し良い作品を見たことがある気もするのだが。

棟方志功の版木は、
すべてもう刷れないように処理されてしまっているという。
棟方志功は自分で刷りも行っていたので、
あとから別の人が刷れないようにということだ。
偽者がでると市場価値が下がるというのは、経済的には理解できる。
しかし、棟方志功の作品を本当にアートだと思っているなら、
版木にも命があるはずだ。
これはもうアートではなく、札束でしかない。

文化村からの帰りの地下鉄で、
三遊亭圓窓師匠が隣に座って年賀状の返事を書いていた。
なんと、とても近所に住んでいるらしい。
降りる駅も同じなので、ずっと緊張して固まっていた。
昔、笑点では円窓さんが一番好きだったのだ。

ドゥマゴで買ったパンを食べながら白ワインを飲む。
ドゥマゴのパンに入っているチーズがうまい。

古畑任三郎

久しぶりに山嘉で寿司。お正月なので、
大量のお持ち帰りで大変そうだ。
ウニと中トロがうまい。
鯖がなかったのが残念。

古畑任三郎は相変わらず面白い。
最後の銃声は「かもめ」を意識しているのだろうか。
今泉くんが出てこなかったのは残念だが、
深夜に「今泉慎太郎」に登場していた。

ジョン・マルコビッチ

出かける予定だったが、
体調があまり良くなかったのでやめる。
向田邦子をモデルにしたドラマを見る。
昔のお正月の準備のシーンが楽しい。
久しぶりのドラマ出演の山口智子だが、
久世のドラマにはまだあまり馴染んでいない感じ。
「山口智子を見ている」という感じがする。
とはいえ、やはりきちんとしたドラマに仕上がっている。

レ・ミゼラブルにジョン・マルコビッチが出ている。
ジョン・マルコビッチを見ると、
どうしても「マルコビッチの穴」を思い出してしまい、
おかしく感じられてしまう。

21世紀は未来だと思っていた

21世紀は未来だと思っていたのに、もう2004年。

昨年、正月から日記を書いていたのだが、
なんだか暴言が多くなって、
公開するのをやめてしまった。
今年こそは公開してみようと思う。
あまり暴言をはなかい、
心穏やかな日々がおくれますように。

天皇杯の決勝はジュビロの勝ち。
どちらも攻撃的ないい試合ではあるが、
優勝・日本一というクオリティではない。
「天皇杯だから」仕方がないかもしれない。
セレッソの中盤の底にいい選手が入れば面白いチームになりそうな気がする。

毎年恒例、というわけではないが、
昨年の音楽を振り返ってみる。
昔はマイベスト20くらいを決めていたりしたものだが、
最近はそれほど気に入った曲がない。

インパクトではTommy heavenly6の「Wait till I can dream」。
ロックだ!CCCDは買わないというポリシーに反して買ってしまった。DVD付。
しかし、あまり売れなかったみたい。
Tommy february6は面白いけど、
聞いていると、あの80年代サウンドは少し恥ずかしくなる。 [Amazon→]

アルバムでは、wyolicaの「fruits and roots」。
何度聞いてもいい。ゆったりとした気分になる。
これも、もっと売れてもいいと思うのだけど。 [Amazon→]

面白かったのは、HALCALI。
「エレクトリック先生」もゆるくていい感じだ。[Amazon→]

海外では、ダントツにOutKast。
久々にアメリカの明るいサウンドを聞いたという感じ。
「Hey Ya!」のビデオが楽しい。 [Amazon→]

ビデオクリップが楽しいという点では、
Fountains of Wayneの「Stacy’s Mom」も負けていない。
小さな男の子が女の子のうちに遊びにいくのだが、
実は女の子のセクシーなお母さんのほうに興味があるという話。
ビデオでは女の子もかわいいのだけど。 [Amazon→]

あんまりヴォーカルのパワーには関心がないのだが、
それでもMACY GRAYの「When I See You」はかっこいいと思った。
アルバム「Trouble With Being Myself」は、
1曲目の「When I See You」と
6曲目の「She Don’t Write Songs About You」はよかったが、
アルバム全体としての完成度は今ひとつ。 [Amazon→]

RESPECT OUR MUSIC

陶芸。
コーヒーカップに取っ手を付ける。
取っ手の形を作り、
本体に竹串でギザギザを入れ、
削りカスを水に溶かしたドベを
本体と取っ手の両方に塗って押し付ける。
乾いてくるとひび割れてくる部分があるので、
これを修正する。

日本レコード協会が音楽の不正コピーに反対する
「RESPECT OUR MUSIC」というキャンペーンを
行っているらしい。
今年は181組の「アーティスト」が参加とのこと。
質の高い音楽はリスペクトしているし、
不正コピーは良くないと思うが、
「RESPECT OUR MUSIC」って自分たちで言うなんて
恥ずかしくないのかね。
リスペクトに値するかどうかは、
他人が判断することでしょう。
ミュージシャンが、美意識を失ったらおしまいだ。
アマゾンで注文したWyolicaの『fruits & roots(初回限定DVD付)』が到着。
音数が少なくて、いいサウンドだ。

大ハズレ

晴れてポカポカ陽気との予報だったが、
朝から大雨。
こんなに外れるのも珍しいくらいに見事にはずれ。
図書館に行く。
図書館の往復だけで靴が染みてしまい、
靴下が濡れてしまう。

大鉢

青山のギャラリーに陶芸の先生の個展を見に行く。
緊張感のある魅力的な形。
大鉢を一つ購入。
その後、渋谷で先生と飲む。

審判

Jリーグ、ジュビロ対ガンバ。
審判が酷い。
結果的に双方ともプラスマイナス0くらいだが、
退場になった選手はたまらない。
後味が悪い。
結局のところ、プロスポーツはエンターテイメントなのだから、
不快なことはしてほしくない。
サッカーの審判の難しいところは、
ルールを厳格に当てはめればよいわけではないところ。
建前はもちろん「ルールどおりに厳格に」ではあるが、
それ以上にゲームをコントロールすることが大切なのだ。
イエローカードは抑止力であって、
イエローを出すことによって一層エキサイトしてしまうようでは、
出し方が悪いということになる。
戦争の仲裁と同じようなものだが、
国連はサッカーに審判にははるかに及ばない。

夕食は山嘉で寿司。
久しぶり。

幾何学ドラマ

ドラマ、トリックは最後にシリアスになってしまい、
トリックらしくない。
9時台だからといって、
まじめになることはないのに。

マンハッタンラブストーリーは、
ドラマの構造自体が素晴らしい。
船越が店長の役割をはじめたときはうれしかった。
見事に図式的に構成されていて、
幾何学ドラマと呼んでも良いくらいだ。
それを理屈っぽくなく、
軽いエンターテイメントに仕上げているところが、
なんともうまい。
久々に刺激的な創作物に出会ったという気がする。

たたら

陶芸。皿を作る。
ハンカチの上で、
うどんやそばを広げるように、
棒を使って粘土を広げていく。
竹串で好きな形に切り抜き、
周りを少し持ち上げて、
その下に粘土を置いておく。
色々な形が自由に作れて面白い。
枯葉で模様を付けようと思ったが、
なかなかうまくいかない。

庭の湯

豊島園の庭の湯に行く。
1日のんびり。
水着で入るスパが気持ちいい。
外湯の温泉は、入るまでがとても寒いが、
入ってしまうといい感じ。
塩分の強い死海の湯は、
髭剃り跡がひりひりして痛い。
リラクゼーションルームで
海の音を聞いて寝てしまい、
のんびりと夕食を食べて帰る。

スイカ

大学の授業。
財布を忘れてしまうが、
スイカとメトロカードがあったので、
なんとか行って、返ってこれた。
スイカを買っておいてよかった。