手仕事

某書向けに配色見本を作るが、
選択した色の色名を書き出す作業が、
16進法とRGBの数値をコピペしたり
書き出したりすると
1色あたり30秒から1分かかる。
1つの見本に3色ずつで10見本。
1色を1分すると、30分。
これが16ページで8時間!
1工程30秒から1分の作業を
8時間続けるのはとてもつらい。
色の選択は2-3時間で終わったのに、
こんなところで、こんなことに時間がかかるとは。
締め切り過ぎているので、
他の人に頼む余裕もない。
まさに想定外。
パソコンが暑さに悲鳴をあげて、
動きがかなり鈍いことも加わって、
作業効率が上がらず、
予定が大幅に崩れる。

その後、見せ方について、
編集部と意見が合わないことがあったりで、
もろもろ疲労。

でも、配色見本を作るのって、
初心者が色の感覚を養うには
とてもいいような気がする。
その部分は、結構面白い。
しかし、その後の手作業がこれほど大変とは。

なんとか仕上げて、少し遅れて陶芸。
デジタルな手仕事はむなしいだけだが、
こういう手仕事は悪くない。