学習院のピラミッド校舎が老朽化で解体されるらしい。
一応はシンボルだったので、なんとなく寂しい感じはする。
でも、スペースが無駄だし、ものすごく寒かった。
思い出深いのが、音楽評論家の先生の音楽史の授業で、
4年間で、ひととおりの歴史を扱っていて、
単位に関わりなく、4年間聞かないと全部聞けない。
700人収容という教室に一桁くらいしか人がいなかったけど、
厳選された音源をレコードで聞かせてくれて、
ホールのようなところで聞くから、音もよくて
とても好きだった。
人が少ないので、寒さは身にしみたけど。
確か、火曜日の3限だった。
単位は1年の時にとったけど、
結局4年間出ていた。
そういう人がいるってことを
一応、想定していたんだろう。
ぼくのクラシック音楽の知識のベースは
間違いなくあの授業だと思う。
本当に、知りたくて、吸収したくて
仕方がなかったんだと思う。
ああ、あそこがなくなるのは、
やっぱり少し寂しいかも。
同窓だったみたいですねえ。
まじで彼処は寒かった。
ピラ校の頂上まで登ると退学
という噂もありましたね。