先日、秋葉原のアーツ千代田3331で開かれている、長野県丸子修学館高校美術部の展示「マルビ」展を見た。3331に用事があったので、いわば「ついで」だったのだけど、予想を超える完成度に驚かされ、作者の生徒さんたちとも話ができて、とても楽しい時間を過ごさせてもらった。演劇の舞台美術を依頼されるなど周囲からも評価されている学校らしい。
好きな作品も何点もあったのだけど、全体として絵の背景を感じさせるような物語性のある絵が多く、共通のテイストを感じたのが興味深かった。同じ空間でものづくりをしているなかで、お互いに刺激しあってクオリティを上げていっている感じがするのだ。しかも楽しみながら。会社などでも、ものづくり組織というのは独特のカラーが生じる傾向があると思うけど、その良い例としても、とても興味深い。
もっと早く書くべきだったのだけど、展示は今日いっぱいなので、興味のある方、近くに行く用事のある方は、ぜひ。