PK

ワールドカップ 日本対パラグアイ。
試合がはじまってすぐに、
これはPKかなという雰囲気がでていた。
日本は、守備的だったというよりは、
かなり疲れていて、前に出て行くことができない感じだった。
本当なら、メンバーを変えていくべきだし、
変えてもできるメンバーはいたとは思うけど、
今の流れは変えたくないし、
そもそも、今のメンバーの組み合わせで
成果がでたのが、 W杯初戦のカメルーン戦なので、
バリエーションを試す余裕もなかった。
そういう状況では、同じメンバーでというのは
妥当な選択なのだろう。
結局のところ、ここが限界というところだったのだろう。

それでも、松井のところからは、
いくつかいいチャンスができていたので、
松井のいるうちに、中村憲剛がでてくれば、
少し可能性があったかなと思ってしまう部分もある。

今回の松井は本当におもしろかった。
そんなところで、細かいヒールキックを使うか
というところが随所にあった。
考えてみれば、
松井はいつも、フランスから帰ってきて
すぐに試合だったので、
いいコンディションで代表の試合にでたことが
ほとんどなかったのかもしれない。
今回は、いい時の松井を楽しむことができた。

ここまでくれば、結果はもう仕方がない。
ディフェンスの集中力は素晴らしかったし、
優勝しない限り、どこかで帰ることになるのだから。

落語教室は『替わり目』。