偏りのないものに、魅力なんかない

フジテレビ「ノイタミナ」で、
Usream→TVという流れの実験。
Usreamが重くなって、
途中で配信画質を落としたそうだが、
高品質の照明や、床に明るい色を使うといった、
テレビ局のノウハウによって、
Usreamとは思えないレベルの
高画質が実現していた。
Usreamというと、
どうしてもデジタルの部分のことばかりが
話題になっているが、
デジタルの部分だけでなく、
その前の品質が重要であることがよくわかる。
音も光も、記録メディアにあう程度の
ダイナミックレンジにしてあげることが重要。
フラットな光や、コンプ/リミッター。

TVの照明や舞台作りの技術&資本力を感じた一方、
TVになって、
いきなりボンテージの女性がでてきたりして
意味不明な演出になっていたり、
急に内容がなくなったり、
結局番宣なのか、という感じなってしまった。、
違いが明確に表れた。
それは、現時点ではとても価値のあること。

技術&資本力ゆえに、
「大多数と思いこんでいる対象」を意識しなければならず、
逆に限界を作ってしまっているのか。
偏りのないものに、魅力なんかないのだ。

新しいMacBook Pro、
iPhone/iPad/iPodTouchアプリの開発環境としては、
マルチタッチディスプレイが必要だと思っていたが、
今回も見送られたようだ。
今、MacBook Proにマルチタッチディスプレイがついたら、
iPadのインパクトが薄まってしまうので、
むずかしいのだろう。
でも、開発環境としては、
そろそろ本当に必要だと思うんだけどなあ。