Doblo

打ち合わせのあと、
久しぶりにお茶の水の楽器屋を巡る。
何年ぶりだろう。
リゾネータ・ギターを見てまわり、
いくつか試奏させてもらう。
といっても、
リゾネータ・ギターを置いている店は
あらかじめ調べてあった2つのみ。
打楽器や管楽器なども含めて
色々と見て回ったあと、
最後に目当てのDobloを見に行く。
Dobloはリゾネータ・ギターの代名詞といえるメーカー。
Dobloといったほうが、むしろ通りがいい。
Dobloは今、ギブソン傘下らしい。
見た目もシックでいい感じ。
音もリゾネータらしさを感じる。

その隣に、もうひとつ、
黒地に黄色でヤシの木の絵が描かれた
どうしようもなくセンスのない
中古のリゾネータ・ギターがあった。
ついでなので、弾かせてもらう。
これがなんと、ざらつき感のあるいい音。
二物を与えられていないギターなのだった。