大学の授業のあと、下北沢にいく。
下北は久しぶりだが、若者が多く、
20年くらい前と同じような人たちが、
同じように生きている。
当然、人自体は入れ替わっているはずなのに、
いる人の感じが、本当に変わらない。
同じようなことを考えて、
同じような状況のなかにいるのかなあと思うと、
楽しいと同時に、ちょっと、せつない。
昨年結婚した、大学の教え子の夫妻と食事。
こういうのって、なんだかうれしいものだ。
少しは大人になったってことだろうか。
おさかなもおいしくて、つい飲み過ぎてしまった。
ユーロは、スペイン対ロシア。
はじめは、わりと退屈な試合だなあと思っていたが、
後半のスペインのパスワークは素晴らしかった。
ロシアがほとんどボールを触れない。
このレベルで、こんな試合は記憶にない。
ロシアの体力が限界だったということもあるのだろう。
解説者は、フェルナンド・トーレスとシャビの交代を
批判していたが、
裏に抜けるタイプのフェルナンド・トーレスを替えることで、
中盤の密度を高める意図があったのだろう。
それが、あの凄まじいパスワークにつながった。
セスクが、ついに目覚めた感じ。
3点目も美しいが、2点目のパスにはしびれる。
まさにVelvet Touch。
そういえば、ユーロのテーマ曲の
Dragon Ash「Velvet Touch」も
久しぶりにいい。