知的所有権

最近は、ライブハウスができると
JASRACの担当者が来て、
席数などに応じて契約させられてしまうとか。
JAZZ専門で、日本の曲はやらないといっても
信用できないと言われるらしい。
信用できないからといって、
余分に徴収していいわけがない。
それって、某方面のやりかただよなあ。

JASRACと揉めていたライブハウスのページを見たら、
ブラジル音楽中心みたい。
サンバとか、そもそも伝統音楽なわけで、
JASRAC関係ないだろうに。
ライブをもっと守っていかないと、
音楽はだめになっていってしまう。
本当に、日本の音楽を破壊している。

BSAも、今後4年で違法コピーに利用が10%低下した場合、
約1兆円GDPが上がるなどという「調査結果」を
発表したらしい。
これはどう考えても妙だ。
違法コピーを減らすことは可能かもしれない。
しかし、GDPが上がるといっているのだから、
その分だけ売れるという前提なわけだが、
そんなことはあり得ない。
自分たちの意見を正当化するために、
いかにも客観的であるかのような数値を公表するのは
フェアとは思えない。
オリンピックなどの「経済効果」も同じだけど。

BSAは、社員などからの内部告発を奨励することで、
違法コピーを摘発しているようだが、
やり方としては、いい気持ちはしない。

知的所有権を守ろうというのは、
それ自体はいいことなのだけど、
その守らせるプロセスがこれでは
どうしようもない。