京都:養源院

雨になってしまった。
養源院に、俵屋宗達筆の白象図を見に行く。
関が原の戦いの前の伏見城攻防戦で
自刃した廊下の板を供養のために天井とした
血天井があり、重たい雰囲気。
別にそれが見たかったわけじゃないんだけど。

鶯張の廊下は、落語でもおなじみの左甚五郎作とのこと。
説明の聞き間違いでなければ、
部屋は元は伏見城にあって、秀吉の居室で、
鶯張の廊下で石川五右衛門が捕まったとか。
でも、石川五右衛門は秀吉の時代で、
左甚五郎は徳川時代だと思うのだけど。

雨なので、近くの超メジャー観光地
三十三間堂にいってみる。
修学旅行の学生や外国人が多い。
確かに改めて見てみると感心するというか、
こんなものを作ろうと思うというのは、
いい意味で馬鹿だと思う。
真ん中に大きな阿弥陀像があったというのは、
まったく記憶になかった。
やはり、メジャーになるだけのことはあるので、
たまには来てみるものだ。

ホテルに帰ってから
島原あたりを散歩。