「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」

書籍の方は、なんとか自分の作業は終了のようだ。

夕方、「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」の
試写会&ライブにいく。
会場は、ベルファーレ。
映画がエイベックス配給のためなのだろうが、
試写会に黒服は似合わない。品がない。
しかも、折りたたみの椅子に2時間以上はつらい。

オープニングは、
J-Waveナビゲーター金剛地武志の
エアギターパフォーマンス。
アンプのチェックから入る本格的なもの。
素晴らしく、面白い。
本職のはずのMCはかなり寒いのだが、
好感が持てる。
というか、エアギターに魅せられて、
応援モードになっている。

映画の前に、2バンドの演奏。
1つめは、翌日アルバムデビューという新人バンド。
ドラムが女性で、笑顔で歌いながらドラムを叩いていて
しかも、なかなかパワフルで、好感が持てるが、
ヴォーカルが、盛り上がらない客にいらついている。
いきなり知らないバンドが出てきて、
オールスタンディングで盛り上がる訳がない。
しかも、イライラしているのが伝わるから、
見ていても楽しさ感がない。

2バンド目は、コレクターズ。
結成 20周年ということで、
サラッとでてきて、
ヴォーカルのちょっとした身のこなしで、
会場が実に自然に、手を叩き始める。
これがキャリアというものかと
見せつけられる。
無理に盛り上げるのではなく、
ほどほどに、でも心地よく。
2曲目は芸能生活50周年の
かまやつひろしが登場して歌う。
なんだか、かわいらしい。
最後にストーンズナンバーを演奏。

プロモーションのために、
無理矢理2バンドにしたのだろうが、
セット替えにも時間がかかり、
コレクターズ&かまやつだけで、
もう少し長く聴かせてくれたほうが
内容的にはよかった。
しかし、はじめのバンドがあったゆえに、
余計にコレクターズが良く見えたという面もある。
コレクターズは名前は知っていたが
音楽をきちんと聴いたことはなかったので、
聴けてよかった。

映画は、名作とはいえないが、
絵もいいし、嫌いではない。
主役がとても似ていて、存在感があり魅力的。
それだけで映画を引っ張っていく力があった。
ロックが好きなら、見て損はないと思う。

ライブ&映画というイベントは、
試みとしてはとても面白い。
ぜひ、またやってほしい。
しかし、ベルファーレは避けてほしい。

「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」” に2件のフィードバックがあります

  1. ユウキ

    どうもご無沙汰です。ブライアンジョーンズ見ましたか。公開時にいくつもりです。
    前座出演のコレクターズのボーカル&リーダーの加藤氏はもう20年以上の付き合いで、
    (最近お会いしてませんが)前身バンドのザ・バイクの頃からになるかな。
    知り合った頃、友人も含め一緒に「さらば青春の光」観に行ったな~。
    意外かもしれませんが、加藤氏は作詞家として矢沢永吉ともコラボレイトしています。
    彼らは日本で数少ない純正モッズバンドですね。ではでは。

  2. yoshihiko

    そうなんですか。
    ザ・バイクっていうのも、
    「さらば青春の光」ぽいですね。

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