幸せなハッピーエンド

ワールドカップの3位決定戦。
ドイツ対ポルトガルは、
決勝に進めなかったのは残念だとしても、
どちらも、予想以上にうまくいった
という気持ちはあっただろう。
そういう意味では、
両チームとも幸福感があり、
サッカーを楽しむ試合になっていた。

なかでも、ドイツは大歓声のなかで
のびのびとプレーして、勝って大会を終えた。
一方のポルトガルは、
気持ちで勝ってきたチームなので、
いったん気持ちが切れてしまった後の
目標のない試合では、
勝負にはならなかった。
しかし、最後にフィーゴのアシストで一点を入れて、
それなりの満足感を得たようだ。

なんとも出来過ぎのような、
幸せなハッピーエンド。
開催国のドイツとしては、
優勝は無理としても、
実力に見合った範囲で、
最高のフィナーレだったように思う。
不要と言われる3位決定戦だが、
今回は、これでよかったと思う。