今年も半分が終わった。
ものすごく悪いことがあったわけではない。
しかし、一つひとつの巡り合わせが悪く、
ストレスばかりの日々だった。
うまくいかないときに
どうやって立て直すかが一番難しい。
がんばれ、と自分を応援してみる。
■今日のワールドカップ
ポルトガル対イングランド。
はじめのほうはかなり寝てしまった。
気づいたら、もうベッカムがいない。
アルゼンチン人審判というのは、
イングランドに不利だろうと思った。
全体的にそれほど片寄りはなかったものの、
ルーニーの退場は、スローで見ても
退場に値するとは思えない。
起きる時に踏んだことが原因なのか、
C.ロナウドの胸をついたことが原因なのか?
あわせ技というのでは、あまりに曖昧。
フィーゴは、オランダ戦で
頭突きまでしているのに。
ポルトガル人はよく倒れるといわれているが、
速攻されると倒れたまま立ち上がらず、
観客のブーイングで止めさせるという
フェアプレーを悪用するポルトガルのやり方は
とても見苦しい。
ポルトガルが強くなったのは、
確かにフェリペ監督の影響も多いだろうが、
その裏には、勝つために手段を選ばない
モリーニョのポルトが見えてくる。
イングランドの守備力には感心するが、
意図的にPK戦に持ち込んで
それで負けたのだから仕方がないだろう。
ジェラード、ランパードの動きが悪すぎたし、
彼らに代われるレベルの控え選手がいなかった。
ブラジル対フランスは、
ジダンのプレーが美しい。
マルセイユ・ルーレットも披露していた。
なにより、ボールを持ったときの
落ち着きが違う。
リベリーのスピードのあるプレーも素晴らしい。
グループリーグの時とは
見違えるチームになっている。
フランスは、スペイン戦から意図的に
オフサイドポジションを活用していたように見える。
オフサイドポジションにアンリがフラフラしていて、
ディフェンスがアンリを見た時に、
逆サイドからリベリーがあがってくる。
一瞬、視線を動かさせることで、
数メートル動くことができ、
このレベルだと、それが致命傷になる。
得点シーンも、前にオフサイドぎみに
何人か飛び出したあとで、
後ろからアンリが出て行っていた。
プレーに関わっていると見なされれば
オフサイドになってしまうものの、
ボールに触れていないければ、
オフサイドにならない可能性が高いので、
なかなか頭脳的な攻め方ではある。
相手の視線をコンマ何秒どこに向けさせるか、
微妙なところで勝負が決まっている。
いくら太っていても、
ブラジルで一番怖かったのはロナウドだった。
やはり、本物の天才なのだろう。
ブラジルは、これまで楽勝続きで、
厳しい勝負をしてこなかったことが
裏目にでてしまったように思う。
また、ブラジルもアルゼンチンも、
いつもとは違うことをして、
結果的にはうまく行かなかった。
いつも通りに試合に入っていた方が、
結果はともかく、
納得いく展開にはなったと思う。
そば七の天丼おごってあげるから
元気出してね。