著作権保護期間

ナナオがカラーキャリブレーション対応液晶ディスプレイを
新しく発売するようだ。
あまり話題にはならないが、
10万円台というと
安くなったものだなあと思う。

新宿にいったついでに、
ヨドバシによると、
すでにMacBookが置いてある。
キーボードはPowerBookよりいいと思う。
しかし、テカテカ液晶はやはり映り込みがあって
見にくい。

JASRACが、
「著作権保護期間を現在の「作者の死後50年」から、
 70年に延長するよう強く求めていく」
という。
「我々作家は一曲一曲魂を込めて、
 一生懸命作っている。これが命の綱。
 それをどんどん短くしろと言う。
 そんなバカな話はあるか?」
という主張だそうだ。
確かにそうだ。生きているうちなら。
でも、ここで問題にしているのは、
死後の話なのだ。

著作権を尊重するということには異論はないが、
死後50年だと、子供は生涯、著作権使用料を受け取れる。
もちろん、使用されるような作品ならということだが。
死後70年というと孫の一生というに近くなる。
創作というのは、きわめて個人的なものだ。
子供というのは、創作のインスピレーションになることもあるから、
まだ、子供が恩恵をうるのは多少は理解できる。
しかし、孫までとなると、それは違うだろう。
むしろ、死後70年も生き残るような作品を作った人の子孫を
駄目にしてしまうことにしかならないのではないか。
また、著作権保護期間が長くなることによって、
再評価される可能性が狭まることにもなり、
作者本人も望まないことのように思う。