間違いがわかったら直す

PSE法、少し流れが変わってきた。
経済産業省が広報不足を認めたようだ。
しかし、今さら変更すると
「正直者がバカをみる」
ので無理だという。
それはそうだ。
廃業している所まであるのだから。
ただ、「間違いがわかったら直す」という
前例を作ることも必要だと思う。
これは、なかなか難しいことだ。

松下の社長が交代する時に、
「創業者の意思さえ守れば
 朝令暮改どころか、朝令昼改でもいい」
といったという。
「創業者の意思」はともかく、
ポリシーを守るということと、
迅速な判断というのは、
どちらも重要だ。
特に、誤りを犯したときは。

「○○が一度決めたから変えられない」
というようなことは、あちこちにあり、
次第に傷口が開いていくものだ。