建築と消費税

耐震偽造マンション、
ローンだけが残るといっているが
担保価値を算定して、
保証会社までつけて金を貸している銀行に
住民が自己破産でもしないかぎり
リスクがないというもの変な話だ。

また考えてみれば、
姉歯氏のもらっている報酬よりも
消費税の方がずっと多いはずだ。
しかも、銀行の金利にも消費税は
かかっているのだし。

耐震偽造マンション問題に限らず、
建築家の設計料は、
建築費の10〜15%と決められている。
間取りや細部のビジュアル設計をして、
構造設計もして、
パーツの調達なども検討し、
現場の確認や現場監督との交渉などもして、
10〜15%。
国は何もしなくても5%。
(105%のうちの5%なので4.76%くらい)
消費税って、そういうものなのだ。
普通に考えて、おかしすぎる。
マフィアだって、
「そりゃあ、ちょっとひどすぎる」
というかもしれない。

一般的なビジネスの常識としては
お金をとるということには責任が生じる。
すべての商行為から消費税をとるということは、
すべての商行為の正当性に責任をもてるのだろうか。
今回のように、住むことができないものを
住居として売ったというような
正当性とはいえない商行為の場合に、
消費税はそのままでいいの?

建築と消費税” に1件のフィードバックがあります

  1. ぺんぎん

    悪徳業者からも消費税・・・、なんだか悪代官っていつの世にもいるのね。

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