アティチュード、ある種の傍若無人な確信

一時期、音楽の世界でアティチュードという言葉が
使われたことがあった。
オアシスのデビューアルバムのライナーノーツに
こんなことが書いてあった。
アティチュードとは、
「オーディエンスのリアクションに
 一喜一憂しているような人々には
 一生かかっても持つことのできない、
 ある種の傍若無人な確信」
「音楽的な資質よりも、
 爪の先から頭のてっぺんまでを貫く
 ライフ・スタイル、あるいは生活信条が導くもの」

確かに、このアルバムを聞いていると、
デビューアルバムとは思えないほど完成された
迷いがなく、骨太な感じが伝わってくる。
「ある種の傍若無人な確信」
というのは面白く、的確な表現だ。

ウェブの世界では、ないなあ。
そういう感じ。
ウェブこそ送り手本位で
いいじゃないかと思うのだが。

ちなみに、
雑誌「Pen」のサブタイトルは
「with New Attitude」だ。

おにぎりで、中身の入っていない
塩握りは不満だといったら、
それは煩悩だと言われる。
煩悩的には、やはりたらこかな。
明太子か筋子でもいい。
パスタにすることにして、
具を選んでいたら、
煩悩が浮かんでいるのが
自分で見えたような気がする。