チャレンジ

FC東京の石川が海外移籍を断念した。
イタリアで活躍できるかどうかは
行ってみないとわからないが、
日本では純粋なウィングプレーヤーが
活躍するシステムがほとんど使われないため
一時期はフル代表にも呼ばれていたのに
実力にふさわしい評価はされなくなっている。
イタリアで挑戦してみる価値は
十分にあったと思う。
代表のレギュラーである
福西・宮本には、失う物があるかもしれないが、
石川の今の状況では、
失う物はなかったはずだ。

Jリーグのシーズンを
世界にあわせて秋に始めるようにしないと、
同じことが何度もおこることになる。
選手の成長のチャンスを失ってしまう。

講談師の神田山陽さんは、
9月からイタリアに行くことになった。
「いただく仕事をこなしているだけになっていたので、
どこかで踏ん切りをつけたかった。
外から自分のやってきたことを確認し、今後につなげたい」
とのこと。とてもわかる気がする。

言葉の芸である講談を
イタリアにもっていくのはむずかしいだろうが、
イタリア語で話せるネタも用意してあるそうだ。
応援したい。