次期WindowsであるWindows Vistaの
デザインが公開されている。
Microsoftも、やっとまともなデザインのOSをだせそうだ。
XPに比べれば、許せるレベルといえる。
XPのデザインはひどすぎるので、
今でもクラシックデザイン(win2000のデザイン)で
使っている。
問題は書体。メイリオという新しい書体を作るらしい。
そのデザインが問題なのではなく、
書体の統一がなされないということが問題だ。
メイリオはリコーが開発しているらしく、
無理は承知だが、ヒラギノを搭載すべきだ。
今後は、CSSやCMSの利用も普通になり、
テキストで見出しを表現することも多くなるだろう。
そもそも見出しなどを画像として用意することは、
制作作業としてだけでなく、
データの活用という点でもデメリットが多い。
日本語における統一書体ができれば、
テキストレベルでのデザインの自由度が高まり、
フォントを変えたいためにだけに
文字を画像化するといったことがなくなる。
デザイナーも、ユーザーも、
そして、データを保存し活用していくという面でも
メリットは大きい。
英語ではArialやTimesなど、
OSが違ってもある程度共通に使える書体がある。
新しいWindows OS、新しい日本語フォントの搭載という
このチャンスを逃しては、日本の情報社会は
大きな損失を被ることになると思う。