大人も国語力が落ちていて、
四文字熟語などがわからない人が増えていると
ニュースで言っていた。
しかし、「伝家の宝刀」なんて、
安っぽいスポーツ記事でしか
使われないだろう。
問題なのは、そういう言葉を知らないことではなくて、
むしろ無駄にそういう言葉を使ってしまう
オヤジたちの言語センスの方にあると思う。
国語力とは、知っている言葉の数や、
昔の言葉を知っているかどうかではなく、
情報を正しく伝えられるか、
言葉によって、一つの世界を作り上げられるか
というところにあるだろう。
「確信犯的に」というような言葉を使う人の文章センスを、
ぼくはまったく信用しない。