中国や韓国では、反日運動が激しくなっているらしい。
教科書問題もその一因とのことだが、
歴史に客観的な事実などありえないのだから、
日本の教科書が日本人の視点であることは
避けられないだろう。
その代わり、中国や韓国の教科書が
日本についてどのように書いているかも、
教えればよい。
「教科書=真実」ではなく、色々な立場があること、
自分で考えることが大切だということが
わかるだろう。
その上で、自分で調べ、自分で判断すればよい。
試験ということを念頭において教科書を作ると、
「教科書=真実」であることが求められる。
しかし、絶対的な真実なんて、
そうそうあるものではない。
大切なのは、考える方法を学ぶことだと思う。
某協会のテキストおよび検定の話などがきて、
身近な部分でも、そんなことを考えたりする。
早稲田も二文がなくなって、
わけのわからない学部ができるみたい。
「学際」が流行って、旧来の学部を横断するような
妙な名前の学部が、色々な大学でてきている。
今になってみると、大学で何を学ぶかというのは、
どうでもいいのではないかという気がする。
ただ、ある程度歴史のある学問を学ぶべきと思うのだ。
歴史のある学問には、それなりの考えるためのメソッドがある。
養老さんが解剖学という視点で様々なことを見るように。
ベースもないのに、学際といっても意味がない。