グランマー・モーゼス

文化村の「グランマー・モーゼス」展にいくことにし、
途中、先日用賀で行った某T店の系列店でパスタを食べる。
店は禁煙席もないし、空調が悪いのか異常に暑い。
味はまずまずだが、用賀店ほどではない。
美術展を見ていたら、おなかがいたくなってきて、
ゆっくり見れずに帰る。
2人でいって、2人とも腹痛。

グランマー・モーゼスの作品をこんなに一度に見たのは、
たぶん初めてと思うが、
どれを見ても基本的に同じ。
いい意味でも、悪い意味でもユルイ。
ブリューゲルのような、村の情景は楽しく、
巧くないということが、長所になっている。
美術史のなかで評価されるようなものではないが、
こういう絵もあっていいし、
こういう人がいてもいい。
ポジティブな気分になる絵だ。
人気があるのも理解できる。
もう少し、ゆっくり見れればよかった。

夜は、サッカー日本代表対カザフスタン。
結果は4-0だが、シュートは11本で、
半数以上はセットプレー。
はじめに点をとられて、
集中力の欠け気味な相手に対して、
流れのなかで5本程度しかシュートに持っていけないのでは、
かなり深刻な状態。
余裕のあるプレーもないし、
ボールをもってわくわくするようなプレーもない。

余裕のある試合展開にもかかわらず
選手交代もあいかわらず遅い。
鈴木の10分と大黒の10分に、
どれだけの価値の差があるか。
終盤3人まとめて交代するが、
88分に出場して、何かしろというほうが無理だ。
ジーコにしては早いと思った阿部の交代も、
福西のケガによるものらしい。
試合前には、「親善試合なのに、
なぜ6人しか変えられないのか」と
文句をいっていたらしいのだが、
結局5人しかメンバー交代していない。

そのなかで、玉田が楽しいプレーを見せてくれたのが
数少ない救いといえる。