幾何学ドラマ

ドラマ、トリックは最後にシリアスになってしまい、
トリックらしくない。
9時台だからといって、
まじめになることはないのに。

マンハッタンラブストーリーは、
ドラマの構造自体が素晴らしい。
船越が店長の役割をはじめたときはうれしかった。
見事に図式的に構成されていて、
幾何学ドラマと呼んでも良いくらいだ。
それを理屈っぽくなく、
軽いエンターテイメントに仕上げているところが、
なんともうまい。
久々に刺激的な創作物に出会ったという気がする。