毎年恒例の今年の関心リスト。
音楽的に、今年の一番はSweet Jazz Trioで間違いない。
ライブもアルバムも、柔らかなコルネットの音が最高だった。
ライブは、2011年11月29日(火) 六本木 Sweet Basil
アルバムは『Standard Collection Vol.4 Sweet Ballads』
おなじくライブにいったG.Loveは、
ライブ、アルバムとも、今までのなかで最高とはいえないものの、
最近のなかでは良い出来という感じ。
ライブは、2011年11月04日(金) 恵比寿Liqud Room
セットリスト
アルバムは『Fixin’ To Die』
http://www.subwaysessions.com/category/sessions/g-love/
G.Loveたちのsympathy for the devil。
この場にいたいなあと思ってしまう。
その他の洋楽では、
Wynton Marsalis & Eric Clapton『Play The Blues』
ディキシーランドジャズにしては、お行儀のいい感じだけど、
クラプトンが妙に懸命に弾いていて楽しい。DVD付きがおすすめ。
視線の会話が楽しめる。
Layla
元Fairground AtractionのMark Nevinは久しぶりの新作。
『Stand Beside Me in the Sun』
iPhoneで撮ったというPVが、温かくていい。
でも、まだアルバム買ってないや。買わなくちゃ。
『I Know Where Ray Davies Lives』
旧作だけど、感動したのが、Alice Clark『Alice Clark』。
サウンドも素晴らしく、ベースラインを追っているだけで、
トリップしそう。
『Don’t You Care 』
ウッドベース弾きながら歌うEsperanza Spalding。
しかも美しい。
ROSIE BROWN『SUNRAY』
ささやくようなヴォーカルが魅力的。
Gabby Young & Other Animals『ASK YOU A QUESTION』
バルカンビートぽい感じもして、PVも楽しい。
GAGAよりGabby Youngでしょう。
Karimouche『Ptit_Kawa』
PVといえば、シュヴァンクマイエルぽくて好きなのがこれ。
Le Corps Mince de Françoise の『GANDHI』
亡くなってしまったGil Scott-Heron “Me And The Devil”。
都市の闇の美しさを感じる。
Russian Redは力の抜けた普通さがいい。
ビジュアルもかわいい。
Cigarettes 独特のメロディーが魅力的
The Sun, The Trees
They don’t believe
カバーも素敵。
Girls just want to have fun
A Day in the Life
お正月に教えていただいたFreelance Whalesも
僕的にはかなりツボだった。
日本の曲では、
星野源『くだらないの中に』
今世紀の日本の唄のなかでNO.1だと思う。
歌詞が素晴らしい。
indigo jam unit feat. Alicia Saldenha『ROSE』
日本のアルバムではダントツにこれ。
1曲目のスピード感は素晴らしい。
かっこいいよ。本当に。
発売時期に知らなくて、ライブを見逃したのは残念。
同じくindigo jam unit『INDEPENDENT』も相変わらずの緊張感ある音。
相変わらず質の高い木村カエラの『チョコレート』。
生唄のPVが魅力的。
CARAVAN『黄金の道』
テレビのサウンドトラックだけど、
パッケージが凝っていて楽しいアルバム。
J-waveのスタジオライブで聞いた
おおはた雄一『おだやかな暮らし』。
「欲しいものはおだやかな暮らし…」沁みる。
moumoon『Chu Chu』
昨年に続いてのCMソング。
音楽好きの人が評価しているのをあまり見ないけど、
ポップで「いい仕事」という感じだと思うんだけどね。
細野晴臣『HoSoNoVa』
Ustreamでのライブが、力が抜けていてよかった。
Superfly『Beep!!/Sunshine Sunshine』
SuperflyのUstreamでのライブは素晴らしかった。
日本語ロックの一つの到達点を見たという気がした。
Beep!!
Ustreamでは、七尾旅人のライブは何度か見たけど、
どれも即興性があって面白かった。
『いい事ばかりはありゃしない』七尾旅人+梅津和時
ユザーンはタブラもいいけど、ツイットが面白かった。
特に母関連。
大宮エリーのUst番組スナックエリーに
ゲストで出たときも楽しかった。
U-zhaan インド滞在記 カルカッタなう。
YouTubeの『ぽっちゃりゴルバチョフ』が
リフレインが頭のなかでぐるぐるまわって面白かったんだけど、
映像がなくなってしまった。
もうひとつUstreamで、アーカイブの48分くらいからムッシュ登場。
「なんにもない、なんにもない」が沁みる。
沼澤尚氏のドラムもよく見えて、ドラム好きにはいい映像。
DVDで見た『キャデラック・レコード』。
登場人物がみな魅力的。音楽映画としても楽しめる。
楽器では相変わらずKORGが頑張っている。
Wave Drum Miniはセンサー付きなのがとてもいい。
iPhoneアプリのiKaossilatorも手軽に遊べる。
WAVEDRUM Mini U-zhaan × rei harakami Vol.1
WAVEDRUM Mini U-zhaan × rei harakami Vol.2
U-zhaan × rei harakami の
プロモーションヴィデオも楽しかったのだけど、
harakamiさんが亡くなられるとは。
今年は、『デザインの授業』の資料集めとしての
古本屋まわりが楽しかった。
都内でも、結構いろいろあるものだ。
杉浦康平氏の『全宇宙史』の版下を見せてもらったり。
やはり、足を動かさないといけない。
その他、購入したなかで面白かった本をデザイン関係で。
『Alex Steinweiss: The Inventor of the Modern Album Cover』
SPレコード実寸サイズの本。
それだけで面白い。
『Merz to Emigre and Beyond: Avant-Garde Magazine Design of the Twentieth Century』
『Merz』あたりの古い雑誌のデザインをかなりの頁数見せている。
『Emigre No 70: The Look Back Celebrating 25 Years in Graphic Design Selections from Emigre Magazine』
あの大きさの感じは味わえないけれど、
デザイン的には、これで十分という感じの網羅感。
『U&lc: influencing design & typography』
ハーブ・ルバリンの『U&lc』のデザイン集。
この2冊は、よくこんなの出したなと思う。
おそらく尋常じゃない作業量だろう。
雑誌『idea』2011年 05月号 特集:羽良多平吉
羽良多平吉氏のデザインをまとめて見ることができて、
改めて独自の感覚に感動する。
雑誌『idea』2011年 11月号 特集:松田行正
ダイアグラムが素晴らしく面白い。世界去勢史なんて。
あらためて、『10+1』ってすごい。