「デザインのルール」というようなものって、
そんなに需要があるものなのだろうか。
ぼくは、「デザインのルール」というようなものがどこかにあって、
それを借りてくれば良いデザインができるのではなく、
そのデザインを構成するルールを組み上げていく作業こそが
デザインなのだと思のだ。
ぼくは、それをずっと書いてるつもり。
あと、誤解されていると思うのは、
グリッドデザインだと思う。
単ページで、グリッドを作って、
それに沿って並べればグリッドデザインだというような
安易な説明があちらこちらにある。
スイスのタイポグラフィーを見る限りでは、
自由にデザインするためのフレームとして
グリッドが存在するのだと思うのだが、
そういう思想と逆の方向にいってしまっているように感じる。