わかりやすさ

柱谷(弟)と元ジュビロの松原がやっている
4th Mediaのサッカースピリッツ。
基本的にバーでダラダラとしゃべっているが
戦術論などがきちんと聞けて、とても面白い。
地上波だと、お笑いタレントと女性アシスタントを
入れちゃうんだろうな。
本当はこれでいいんだよな。
愛情のある人だけがいればいいんだ。
早野監督の話を聞いても、
意外といっては失礼だが、とてもいい。
(でも、すこし金八っぽい)
地上波の番組が
「わかりやすさ」とか「一般受け」を盾にして、
妙な要求をして、
どれだけ内容を薄めて、つまらなくしてしまっているか
ということがよくわかる。

色々な分野で、「わかりやすさ」という検閲が進んでいる
といっていた人がいた。
それは本当によくわかる。
それでは視聴率が取れない、売れないと
メディアの実権を持っている側に言われると、
多くの人は反論ができない。
反論するためのデータを出すことは不可能だし。
しかし、本当のことはだれもわからないし、
チャレンジしていないだけだったりするのだ。
そして、世の中に薄っぺらなものばかりが並んでいく。
モノ作りをする人たちは、
なんとか闘っていかなければならないのだけど、
だまっていうことを聞く人が「大人」といわれて
評価されちゃったりするんだよなあ。