デイリーポータルの
「都電のレール跡をさがす」という記事がいい。
都電のレールがそのまま埋められているところが
あるのだそうだ。
「このまま長く残してほしい、と
懐古趣味的なことをいうつもりはない。
消えゆくものは当然に消えゆく。
でも中にはひっそりと残るものもあるだろう。
もし今後それらを偶然に見つけることができたなら、
少なくともぼくはちょっとうれしい。」
とてもよくわかる。
堀江ライブドア元社長に実刑判決がでた。
ニュース記事によると、
裁判長は実刑を宣告した後に堀江被告に対して、
「障害を持つ子の母親」からの手紙を紹介して、
「被告人の姿に勇気付けられた子がいることを忘れずに、
罪を償い、その能力を生かして再出発してください。」
といったのだそうだ。
この裁判長は、大岡越前にでもなったつもりなのだろうか。
このような、経済のシステムに関する裁判は、
ルールの範囲内かどうかが問われる、ロジカルなものだろう。
そこに、あきらかに私情を込めたかのような
このような発言は、適切であるとは思えない。
裁判までがワイドショー的になる必要はないのに。