ロングテールに必要なもの

根津美術館に出かけるが、
だるくなってしまい、
すぐに帰る。

べえーーーー

表参道は久しぶりで、
駅もまわりもずいぶん変わっているが、
街としては、死んでしまったように思う。
街に必要なのは、
ブランドやチェーン店なんかじゃなく、
自分が愛情をもっているものを
売っていたり、食べさせてくれるお店だ。
人の「想い」というようなものが
感じられない街というのは
魅力がない。
森ビルがやっていることというのは、
街づくりではなく、
ブランド展示場にすぎないと思う。
そもそも、街って
作れるものではないのだろう。
表参道ヒルズのほうには
いけなかったけど、
安藤忠雄氏はどう思っているのだろうか。

一時期、ブランディングが
キーワードとされていたけど、
最近はロングテールが流行語。
しかし、ロングテールは
ネットに限ったものではなく、
いい街には、
ロングテールの部分を大切にしている
店や人が存在するものだ。
ロングテールに必要なのは、
検索システムや在庫管理システムではなく、
愛情なのだと思う。
「流行っているから買う」ではなく、
少数派でも「好きだから買う」
「価値観に共感できるから買う」
という気持ちがロングテールを支えている。

小沢一郎氏が民主党の党首に決まる。
マスコミは、民主党はもうだめだとか、
変わらなければいけないなどと言っている。
しかし、本当に大切なのは、
「民主党を変えよう」なんて
声高に叫んでいる人ではなく、
そんな状況のなかでも、
きちんと自分のなすべきことを
やり続けている人だ。
そういう人がいるのに、
永田元議員ばかり見て
民主党はもうだめだなどというのは、
言論としてはあまりにも幼稚だ。
政党なんかどうなってもいいのだけど、
数少ない、きちんと仕事をしてくれる政治家は
大切にしなくてはいけない。

PSE問題に取り組んでいる川内議員が
役人を相手に議論を積み重ねている様子を
メール問題の1/10でも報道していれば、
少しは状況が変わるのにと思う。

J-Wave、RYUの番組にCaravan登場。
RYUは全然知らないようで、
売れない新人ミュージシャンみたいな扱いで
なんだか噛みあわない。
Wagonがかかるはずだったのに、
曲を間違える。
WagonはYUKIが歌っていて、
とてもいい曲なので、
ソロバージョンも聞きたかったのに。

3−4世紀の「ユダの福音書」写本が
解読されたらしい。
ユダはキリストの命令で、
キリストを引き渡したと書かれているという。
キリストには身代わりがいて、
途中からキリストの代わりに
十字架を背負ったという説や
グノーシス派のキリスト仮現論などの
異端思想につながるのかもしれない。

頭が重くて、横になっていたら
あれこれ色々書いてしまう。

ロングテールに必要なもの” に4件のフィードバックがあります

  1. M@rk

    自分が街らしいと思う所はやはり「下北沢」ですね。
    雑多に並ぶ小さな店と劇場から、自分たちは好きなことを一生懸命気楽にやってるぞ、という雰囲気が感じられる気がします。

  2. yoshihiko

    古いものと新しいものが
    バランスよく混じっていて、
    年寄りも若い人も楽しめるという意味で
    下北はいい街ですね。

  3. M@rk

    下北で「舶来屋」という個人的にお勧めの飲み屋があります。
    小さいお店ですがお酒がなかなか種類があって料理も美味しいです。
    お時間がある時にでもいかがでしょう。
    ワハハの舞台を見た後などにw

    あのあたりは店の入れ替えが激しいので、今もあるか不安ですが・・。

  4. yoshihiko

    下北によくいっていたのは、10年以上前。
    タパスタパスとか、ラフィエスタとか。
    タパスタパスは今、あちこちにあるね。
    スズナリで、第三舞台を見たりとか。

コメントは受け付けていません。