TAKEOのペーパーショー

WCの連載の校正。なかなか美しい。
良い出来です。

TAKEOのペーパーショーにいく。
今年の展示は、今までのなかでは最悪。
非常に残念。
本を拡大しただけでは、展示を行う意味がない。
Webの時代になぜ紙が魅力的かというと、
その物質性にある。
実物がなくても意味がないし、
触れなくては意味がないのだ。
マンネリ化しているのではないか。
出版不況で、紙業界も大変だと思うし、
そのなかで毎年ペーパーショウを続けていること自体は
とても偉い。
これからも続けて欲しいと思う。
しかし、せっかくやるなら、このへんで企画を変えて、
もっと新鮮なことをやってほしいと思う。
今回のファイリングも、いかにもベテランの編集者的な人たちが
企画書を書きそうな感じで、悪くはないが新鮮味がまったくない。
しかも、出されている作品がまた、新鮮ではない。
おなじみの顔ぶれで、付き合いで参加している感じ。
もっと面白いことをしている人はいっぱいいる。
1回で展示していた水がはじける作品が
唯一面白かったが、
自分で水を落とそうとして、
見ている人に水をかけてしまう。
なんとも、間抜けだ。

帰りにまい泉で食事をする。
お茶は、なぜかいつも煮詰まっている感じだが、
とんかつは、あいかわらずうまい。