月: 2015年9月

エンブレム騒動のデザイン的側面(4) 現代日本のゆるいスタイル

オリンピックエンブレムのチヒョルトに似ていると言われている当初の案と言われるものを見たときには、なるほどという感じがしました。今となっては、何が本当なのかはわからないのですが。当初の案と言われているものは、最終案にくらべ […]

エンブレム騒動のデザイン的側面(3) 模倣から様式が生まれる

表現において、なぜ前記事ような様式の変遷が生じるかというと、人はものをつくるときに必ず模倣するからでしょう。 デザインとして考えるとわかりにくいかもしれませんが、言葉を考えるとわかるのではないでしょうか。人は、ほとんどの […]

エンブレム騒動のデザイン的側面(2) 創作表現の2つの方向性

人の創作表現を2つの方向性に分けるという考え方があります。表現主義的な傾向と構成主義的な傾向、思いっきりざっくりと言ってしまえば、縄文と弥生です。装飾が豊富で、感情をぶつけたような、表現主義的な傾向が縄文だとすれば、装飾 […]

エンブレム騒動のデザイン的側面(1) インターナショナルスタイルとしてのフラットデザインとその限界

9月2日に開かれた「hireLink vol.4 簡単そうでむずかしい!「シンプルなデザイン」の裏側」というイベントでお話したことも含むのですが、オリンピックのエンブレム騒動とフラットデザインの関わりを書いてみます。長く […]

コンペの功罪

前記事「オリンピックのエンブレムはデザインワークのはじまり」は多くの方に読んでいただきました。ご意見としては、共感していただいた方が多く、うれしく思いました。こういう時期に、こういう内容を書くべきなのかは、とても迷うこと […]