藤森建築と路上観察

大学の授業のあと、
オペラシティで開かれていた
「藤森建築と路上観察
 第10回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展帰国展」

に寄る。
藤森さんは、建築で一番大切なのは質感だという。
建築の世界は理論を重視する傾向があり、
肌触りのような感覚的な部分を忘れがちなところがあった。
それを、建築を客観的に研究する立場にあった人が、
実作品として示して見せたという点が素晴らしい。
クリエイティブな分野では、
いくら理屈で示しても意味がなく、
実作品として見せなければ、新しい扉は開かない。
ものを作るということ自体について
考えさせられる展示だった。
大きな、大きな刺激を受けた。

藤森氏の作品
http://tampopo-house.iis.u-tokyo.ac.jp/fujimori/f-work-fs.html