相国寺・若冲展

相国寺で若冲展を見ようと行くが、
2時間以上待つようだ。
夕方の方がすいているらしいので、
出直すことにして、下鴨神社へいく。
下鴨神社には八咫烏も祭られているようだ。
サッカーの神様。
下鴨神社の周辺の糺ノ森も静かで
木漏れ日が美しい。

このあたりで人気というフレンチのランチのあと、
もう一度、相国寺へ。
ずいぶん列は減っていたが、
それでも1時間以上は並ぶ。
高齢者も多いのに、よくこれで病人や死者が
でなかったものだ。
というか、みんなぼくより元気そうだ。
この行列の苦行も、禅の修行なんだろうか。

相国寺は美しいお寺だが、テントで囲ってしまって
まったく見ることができない。
運営にはとても不満だったが、
動植綵絵を一部屋にずらりと並べた光景を見ると、
まあ仕方がないかと納得してしまう。
一点ずつは、またどこかで見れると思うが、
この光景はもうないだろう。
閉館間近には人も減り、ぐるりと見渡すことができた。

帰る途中、鳴き龍のある建物の窓が少しあいていて、
その前に低い囲いがある。
女の人がその囲いをまたいで中にはいると、
防犯ベルが鳴り響いた。
ああ、またがなくてよかった。
中が見えそうに、少し開いて、
誘惑しているような感じ。
これも修行なんだろうか?